ブログ更新となった本日の打荘数=8。

この期間、考えられない事だが、牌に一度も触れていない。
毎日基地外の様に麻雀を打つ私が一体何故・・

実は、麻雀の無い国へ急遽出張となってしまったのである。
否、麻雀の無い、と言うと語弊がある。
正確には、日本式麻雀の無い国、である。

仕事の関係で急遽出国となった私は、予定を全てキャンセルしてでも行かざるを得ない状況となり、最低限のモノしか持っていく事が出来なかった。
その為、どこに行くにもスーツ姿に革靴と、途中に出来た余暇の時間は情けない程現地に同化しておらず、疲れ果ててしまった。

そんな状態ではあったものの、暇さえあれば何切る妄想をしてみたり、過去の記憶の中にある場況を再現して麻雀を楽しんでいた。
少し前、脳内何チャラという、脳の中を文字で表すサイトが流行っていた。
大多数の方は恐らく、食や愛・仕事などで構成されているのだろう。
しかし私は、麻と雀の文字の片隅に仕事が少しあるだけの、そんな中身に違いない。


さて、帰国後、真っ先に事務所に戻り、海外へのメールと郵送手配だけを済ませてそのまま雀荘へ直行した。
恐らく、留守番電話には考えられない程の件数がメッセージされている事であろう。
しかし、もう本日は国内の仕事をする気力がなく、禁断症状も現れていたため、とにかく麻雀を打つことにした。

本日は『ホーム』にて。
必ず顔を出す私が、一週間以上も来店していない。
入店すると、マスターに

「おお!生きてて良かった!」

と本気で半泣きされた(笑)。
どうやら、お店では私が死んだ事になっていたらしい(笑)。
たった一週間、顔を出さないだけで殺されてしまうのだから、ビックリである。

そんな、死に体の私に、いきなり鈍器で殴りかかるメンバーがいた(笑)。
東1局北家 8巡目 ドラ③

二三四六六六七⑦⑧⑨123

ドラも何も無い手だが、待ちの良さから即リーチを打った。
しかし、親のメンバーさんは、手牌からいきなり無スジを2連打した後、ツモ切り3連打。
私はなかなかツモれないまま、14巡目に③を掴んでしまった。

「ロン!」

親からである。

三四赤五③④④赤⑤⑤34赤5東東

飛んでしまった(笑)。

一週間のブランクで死に体となっていたのは、噂だけでなく、麻雀も、の様だ。
そのまま打つ手もなく、本日はマイナス収支で終わってしまった。


しかし、牌を握れた幸せ感は、何にも替えがたい至福であった。
次回の海外出張には、着替えよりも麻雀牌を忘れずに持って行こうと心に誓ったのは言うまでもない。