有効な英語音読の方法

                      -英語が上手くなりたい中高生のミンナへ


 
音読は大切です。
言えないと聞こえない。言えない単語や文章は聞き取ることが出来ません。
相手の言っていることが分からないと会話は出来ません。それから今どんどん増えている音声による情報(ニュースのライブ放送やユーチューブビデオ)を聞くことが出来ない、つまり理解出来ないということになってしまう。そして何より学校のテストのリスニングパートや英検のリスニングで点が取れないですよね。中高生のミンナにとってはこっちの方が差し迫った問題かもしれない。
 

音読は口を大きく開いて発声しよう。    


英語圏でも特にアメリカ人って声がデカいです。国が大きいからついつい声も大きくなっちゃうのかな?世界で一番って思ってるから声まで大きくなるのかも。
 
日本語は口をすぼめたまま喋り続けることが出来ます。試しにやってみてください。口を閉じて小さくしたまま幾らでも話し続けることが出来ますね。
 
英語(アメリカ英語)は違います。口を少しだけ開いた状態で話すと何を言っているのか全然分かりません。何を言っているのか聞き取ることが出来ません。言えていないのではなくて、声が小さくて聞き取ってもらえないということも多いのです。
 
我々日本語話者は普段から口の先だけで話しているのですからこれを変えるのが難しい。意識して大きく大きく大きく口を開けて発声しましょう。「口、開けすぎじゃない?」というくらいでちょうどいい。
 
口を大きく開けて話すと自然と背筋もピンと伸びて姿勢もよくなります。日本語はちょっと猫背で話すくらいの方が素敵な言葉なんです。日本では自分を主張し過ぎるということが美しいことではないからね。でも英語(アメリカ英語)は姿勢をよくして口を大きく開けて話す言葉です。というか、日本語話者は意識してそうしないと通じる英語を話すことができません。
 
姿勢がよくなっていると自然と声も大きくなります。その調子です!日本語は大きな声で話す言葉ではありません。日本では大きな声で喚き散らすのはご法度です。喚くまでしなくても、声が大きいと目立つしちょっと横柄な感じがしますね。これって日本の文化に合わないんです。
 
でも英語は違います。文化から何から違うのです。自分を捨てて英語の人になりきりましょう。
英語ネイティブは意識してやってはいないと思うけど、日本語話者は意識しないとすぐに日本語モードに切り替わってしまいますから注意が必要です。
 
忘れないでくださいね。
 ↓ ↓ ↓
口を大きく開く → 姿勢がよくなる → 声が大きくなる → 通じる英語になっている