英語絵本『ちびくろさんぼ』多読が一番 [英語多読学習] The Story of Little Black Sambo  

 
 
 
『ちびくろさんぼ』 'The Story of Little Black Sambo'  
 
 
『あるところにかわいいくろいおとこの子がいました。
なまえをちびくろさんぼといいました。』

'Once upon a time there was a little black boy, 
and his name was Little Black Sambo.'
 
で始まる名作絵本です!ご存知ですね。
 

英語版のpdf fileがあります。
難しくないので大人の英語学習者がさらっと読むのにもよい本です。
勿論お子様への読み聞かせにも。
 
 
 
最近とある生徒さん、『ちびくろさんぼ』の英語版絵本をぜ~んぶ暗記して
しまったんです。
私と同世代の方がですよ!
私なんざ日本語の絵本だって暗記できない。無理無理。
しかも『ちびくろさんぼのお話は結構長いんです。
今日の授業では表情豊かにお話を暗唱してくれました。見事です。
因みに音読は基本自分でやって、でもやっぱり人に聞いてもらうのもいい。
人が聞いてくれていると気合入るし緊張するし効果抜群。
誰でもいいんですよ、聞いてくれる人ならば。
家族や知り合いなんかでいい。
 
 
 
『ちびくろさんぼは特に後半がチョット難しい。
 
 
And they came,/ rolling and tumbling ,/ right to the foot of the very tree /where Little Black Sambo was hiding,
そして彼らは来た/ 転がりながら/ まさにその木の手前まで/ サンボが隠れていたそこへ
 
but he jumped quickly/ behind the umbrella.
でも、サンボは素早く飛んで入った/ 傘のかげに。
 
And/  the tigers all/  caught hold of 摑む each others' お互いのtails.
そして/  虎たちは皆/  つかんだ / それぞれの尻尾を。
 
As they wrangled and scrambled, /and so they found themselves/ in a ring around the tree.
彼らが口論しながら争っていると、/ 彼らは自分達を見出した/ 木の周りに輪になっているのを。
 
 
 
『ちびくろさんぼの本は公民権運動(1970年代)が盛り上がって一時期日本からも消えましたね。
『問題とされたのは、作品の中の男の子の名前「サンボ」がアメリカ合衆国とイギリスにおける黒人に対する蔑称と共通しているということ(Wikipedia)
知らなかったです。
 
 
 
この生徒さんはおトイレに『ちびくろさんぼを置きっぱなしにして音読・暗唱。
それからノートに何度か書いて暗記したそうです。
私がお勧めしたわけじゃありません。
ご自身がやりたくてやったんです。
ご自分の好きな方法で英語を学習されているんです。
一番よい方法です。
 

 

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