仏教では、すべてのものは「空」である
という考え方があります。
「空」とは、
実体がない、
我は存在しない といった意味です。
私たち1人1人が独立して成り立っているわけではなく、
社会や環境と繋がって初めて成り立つという考えです。
(空については、今後も詳しく説明していきたいと思います。)
話は変わりますが、
数字のゼロを数として認識しだしたのは
紀元5世紀ごろのインドからだそうです。
それまで、数字はモノを数えるために使われてきました。
よって「0個のモノ」を数えることはないため
0を数字として認めることはなかったそうです。
インドで始まった仏教で「空」という考えが生まれ、
インドで数字の「ゼロ」を初めて認識した・・・と聞くと、
因果関係を感じずにはいられません。
インドの方々は何もないことが必要なのだという認識が
昔から強いのかもしれませんね。
文責 管理人