播州清水寺からの続きです。
車のエンジンが唸るほどの急な坂道を上がってきました。
人の手が加わらなければ登れないこの山道を
お寺で維持管理されているそうです。
巡礼出来る有り難さをひしひしと感じました。
（※車で入山の際には参道護持費が必要です。）
徒歩での入山の場合、
大きなイノシシに遭遇する可能性もあるとか・・・
山道がこの参道しかない為らしいです。
かなり大きなイノシシだそうです(*_*;
あと、鹿が４頭住んでるようです
花山院仁王門
東光山 花山院菩提寺 真言宗のお寺です。
開山（６５１）は法道仙人。
お地蔵さま前の手水で清め境内へ
修行大師像がひっそりとお迎え下さいます。
花山院には二つの本堂があります。
一つは
花山法皇殿
花山法皇がお祀りされています。
西国三十三所中興の旅の道中において
この山に強い霊気と不覚感応され
巡礼後の余生をこの地で過ごされました。
法皇崩御の後、法皇供養の為寺院を建立し、
寺名を花山院菩提寺と称しました。
そしてもう一つが
薬師堂です。
御本尊 薬師如来
一つのお寺に二つの本堂と
二体の御本尊が安置されています。
花山院では両方のお堂にお参りされるよう、案内されています。
弁財天社
幸せの七地蔵
それぞれのお地蔵さまから願い事別にお力を頂けるということで・・・
自分の役割を全うできるように・・・
私は子供地蔵さまにお力を頂きたく・・・
人として天からいただいたこの生命（いのち）を大切にして
幸せいっぱいに生きていきます。
私にお地蔵さまのお力をお与え下さい。
私の未来に幸せをお与え下さい。（立札より）
と、声を出してお地蔵さまの手を両手で触れさせて頂きました。
するとですね・・・
何かが私に流れたと言って良いと思います←←←
両手はお地蔵さまと繋がりながらも
立っていられない位、ぐわんぐわん揺れまして・・・
本当にお力を頂けたようです
びっくりしました
ぜひ今の自分に必要なお地蔵さまを見つけてご縁を頂いて下さい
境内の様子です
宝篋印塔の奥に花山法皇の御廟所があります。
清掃中でしたのでお祈りだけに・・・
修行大師像
荒神社
寺務所へ
お掃除が行き届いてとても綺麗な印象です
左：不動堂 右：（おそらく）本坊
納経所
とても親切な書き手さんがいらっしゃって色々お話を伺う事ができました
こちらで「西国巡礼の心」というご案内を頂いたんですが
・納経について
・ご宝印（納経朱印）について
・代理参拝について
・巡礼出来る幸せに感謝するということ
・ご住職さまの法話についての案内などが記されていました。
気になったのは
もともと笈摺（おいずる）は結願後、
お寺に納めていた、とか
（死出の装束とは別にする事を推奨されています）
最近気になっていた番外札所についての意味などなど
色々思う事がありました。
展望台からの眺め
秋には小豆島が見えるそうです。
晴れやかな気持ちで参拝する事が出来ました(｡-人-｡)
花山院の御朱印
花山院菩提寺
いつもご訪問ありがとうございます。
G20で大阪府内交通規制ですね。
そんな中
昨日は近畿道と阪和道を通って
高野山へ行って参りました
びっくりする程
道路も高野山も空いていました。
また記事にしたいと思います。
６月ももう終わりですね。
どうぞ素敵な週末をお過ごし下さい