吉祥寺の名物メンチカツから学ぶこと | 吉祥寺の一番役立つ税理士事務所で働くB型人間のブログ

吉祥寺の名物メンチカツから学ぶこと

吉祥寺の一番役に立つ税理士事務所で働く常松です。


吉祥寺の名物といえば「サトウのメンチカツ」。


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味も良いのですが、行列の方が有名ですよね。


一個160円の丸メンチが飛ぶように売れるのが不思議です。


もし近所の肉屋さんやスーパーで160円の値段設定なら、まず売れないでしょうね。

行列ができるということは、絶対においしい。


松坂牛を使っているので値段は高くて当たり前。


という消費者心理をついた見事な商売です。


また、行列の長さは明らかにコントロールされています。


並んでいると何個買われますかと聞かれます。


つまり販売数が少ないときは、調理スピードを遅くして行列を伸ばします。


販売数が多いときは、調理スピードを速めて行列が長くなるのを防ぎます。


じつに見事な販売戦略です。


マクドナルドが、新規形態のお店をつくたときにサクラの行列をつくって注目度を高めようとしましたが、「行列ができる」というのはクチコミを利用した宣伝に繋がりやすいので演出したのでしょう。


さすがにサクラの行列バイトはいただけませんが、新規オープンする店舗は、広告宣伝費だと思って、無料チケットや割引チケットを街頭配布すれば人は集めやすくなります。


そして人が集まったら、「行列」ができるように工夫すれば繁盛店のような雰囲気を演出できます。


ぜひ吉祥寺にお越しの際は、「サトウのメンチカツ」で、行列のつくりかたを観察してみてはいかがでしょうか。


メンチカツの写真は下記のサイトからお借りしました。詳しいお店情報も載ってますので参考にどうぞ。


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