全体での顔合わせを終え、社長、直属の先輩となるAさん、私で事務室へ。

事務室に入るやいなや、

 

「きーちゃん、かわいい~ッ!!」

と、Aさんからの熱い抱擁!!

 

固まること数秒。

これが大人の挨拶なのかと頭が若干パニック。

 

もう仲良くなったの!?なんて社長に言われましたけども、

いえ、全くの初絡みです。

今しがたお会いしました。

 

 

その後も社長の前で、

こんな素敵な後輩ができて嬉しい!

今まで私が培ってきたものを全て惜しみもなく教えます!

 

などなど、分かりやす過ぎるほどの調子いい言葉の羅列。

よくもまあ、こんなに取って付けたような言葉が出てくるもんだとドン引きしました。

 

これから仕事中は事務室で完全に二人だけの空間…。

私はこのおばさんとうまくやっていけるのか…。

 

 

 

 

 

あとになって分かるのですが、

私が入社したことでAさんの立場がなくなることを危惧してのパフォーマンスだったそうです。

社長に取り入ってなんとか定年を迎えても雇ってもらおうと必死だったと…。

 

このことはAさんの口から直接聞きました。

聞かされた私はなんて反応するのがベストだったんでしょうかね…。

 

 

 

某商業高校を卒業後、今の会社に入社しました。

 

当時の事務職はあと数年で定年間近のAさん1名のみ。

簿記等の資格は既に取得済みでしたが、実務は初めて。

自分が本当に勤まるのか緊張気味で初出社したことを覚えております。

 

そのとき在籍していた従業員は15名。

同期入社はおらず、皆自分よりも一回り以上は離れています。

高卒で入社した私には随分ハードルが高いなと若干選択を後悔…。

 

 

 

先輩たちとの初対面は淡々と終わりました。

ただ若干の違和感…。

 

先輩たちが立っているとこ一体が、黒いベールがかかったような、もやがかかったような感じに見えたのです。

霊感なんて持ち合わせていないし、今思い返しても異様な不思議な出来事でした。

電気も全てついているはずなのに、暗い。暗い。暗い。

 

私の脳が先輩従業員が醸し出す異様な空気を感じ取ってしまったのかもしれません…。

 

 

 

まずはブログの舞台となる会社の紹介を…

 

 

舞台は日本の南側某政令指定都市にある小さな会社。

従業員する15名ほど。

 

 

職種は小売・卸売業(詳しくは勘弁…。)

土日、お盆、正月関係なく365日稼働している会社です。

主に商品の仕分けなどを担当する内勤従業員と、商品を決められた取引先に納品する外勤従業員に分かれます。

 

私は上記に該当しない事務職として採用されました。

内勤業務が多忙なときは手伝いに駆り出されることもあるので、内勤従業員とは関わる機会が多いです。しかし、外勤従業員に関しては、1日の大半が外での業務なので、朝の出勤時、退勤時くらいしか顔を合わすことがありません。(休憩時間は内勤外勤で時間がズレています)

 

 

この会社の経営者である社長は年齢50代。

先代が若くして亡くなり、祖父の代から続く会社を引き継いで早25年。

20代で社長になり大変な苦労を経て今に至るそうです。

 

自分はずっと人に激しく当たられ大変な思いをしたからこそ、従業員には同じ思いをさせないという強い思いがあり、社長は従業員に対してとても優しいのです。”優しい”というより、”優しすぎる”というのがしっくりきますね。

 

 

まあ、この”優しすぎる”という点が後々あだとなるのですが……。

 

 

はじめまして。

きーちゃんと申します。

 

しがない零細企業に勤めて早20年…。

「出会いがあれば別れがある」

…といえばきれいごと。

 

うちの職場はとにかく定着率が悪い!!

酷い時はほぼ1年中求人広告を掲載していたほどです。

 

なぜこんなに定着率が悪いのか。

それは……。

 

 

 

このブログは、日本のとある会社がモンスター社員の巣窟に成り果ててしまった物語。

日々のモンスター達との激闘の記録を書き連ねていきます。