おはこんばんちわ、mikiです。
だんだん涼しくなってきましたね(*´▽`*)
仕事柄季節商品には敏感なのですが、ぼた餅とハロウィンのお菓子が同居する現状には
未だに慣れません。違和感ありすぎでしょw
まぁ、元々9月ってイベントらしいイベントが無いから間が空くんですよねぇ…。
そんな9月のバースデーケーキは、ぶどうモチーフのバターケーキ
その名も9月のピノ・ノワールでございます♪
ピノ・ノワールってのはぶどうの品種の名前で、
フランス・ブルゴーニュ地方で主にワイン向けに栽培されています。
ワインが特別好きってわけでもないのに何でそんなこと知ってるのかって……
もやしもん(6巻・ワイン編)でめっちゃ名前が出てたからですよw
なのでマンガ内で知り得る知識しか持ち合わせてない(しかもフランス語わかんない)のですが、
ピノ・ノワールから作られるのは赤ワイン。白は確かシャルドネだったかと。
皮が黒々しい事から、この名で呼ばれているようです。
(ノワール=noire=黒)
製菓学校に通っているフォロワーさんがフランス語を勉強してらっしゃるのをタイムラインで察すると
病院のカルテがドイツ語で書かれるように、お菓子の原点はやっぱフランスなんだなぁ……
などと実感することが多々ありましたゆえ、この時期に美味しいぶどうをイメージしたケーキに
(正確にはラムレーズンなので季節感あんまり関係ないけどw)
お名前をいただいた次第であります。
それに9月の紫色って、ぶどう以外に思い浮かばなかったんだもん(=´▽`)ヾ
「僕は……前から思っていたんだ
甘くて濃厚でとてもウマいこのピノ・ノワールを
何で片っ端からあんなシブくてすっぱい物に変えてしまうんだろうど……」
(「もやしもん」6巻より)
ってセリフもあるくらいだから、きっと生で食べても美味しいんだろうなぁ……。
とりあえず現状じゃピノ・ノワールを口にするなんて到底無理ですんで、ばーちゃんや母さんが買ってくる
ぶどうで我慢しますw
数年後には、庭に父ちゃんが植えてた巨峰も実をつけるでしょう。てゆーかどんだけ実のなる木が好きなんw
最終的には果樹園でもできるんじゃなかろうか……(遠い目)
そしてそして、この動画でワタクシ……
初日で1,600再生以上、ランキングも投稿2日目に自己最高位の5位をいただきました。
(初日は6位)
皆様本当にありがとうございます!m(_ _)m
もうね、ランキング1桁台とか初めてなんでキョドりっぱなしですよ!!!
(バースデーケーキ1作目で初日1,000再生越えた時もキョドったけどw)
やっぱり上げてすぐに宣伝をいただけたのが大きいかと。貴重なポイントをありがとうございますm(_ _)m
動画の時間が示しているとおり、今までのケーキの中では簡単にできる方です。
(工程的な意味で)
詳細レシピもしっかり読んで作ってみてください~(=´▽`)ノシ
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スポンジ生地(直径18㎝)
卵 3個
砂糖 80g
薄力粉 100g
溶かしバター 50g
バタークリーム(パータ・ボンブ)
無塩バター 170g
卵黄 45g(約3個分)
グラニュー糖(砂糖) 70g
水 35g
ラムレーズン 適量
(子供さん向けにはジュースに漬けたレーズンで代用して下さい)
グラサージュ
純ココア 35g
砂糖 90g
水 80ml
生クリーム 65ml
ゼラチン 4.5g
デコレーション
ブルボン プチ バタークッキー 3袋
(無ければチョコチップクッキー。もちろん作ってもおk)
粉砂糖 40g
卵白 適量
食紅(赤・青) 適量
チョコペン、つる性の植物、キッチン用除菌アルコール
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(スポンジ生地)
①ボウルに卵を割りいれ、途中で砂糖を加えながら泡立てる。
②泡立て器からゆっくり垂れるくらいになったら小麦粉をふるいながら入れ、
さっくり混ぜる。8割ほど粉が混ざったところで溶かしバターを散らすように加える。
③敷き紙を敷いた型に入れ、180℃のオーブンで35分。
焼けたら型ごと引っくり返して蒸らしながら冷ます。
(バタークリーム) ※③まで基本のパータ・ボンブ
①卵黄と卵白を分け、卵黄のみをほんのり白っぽくなるまで泡立てる。
②グラニュー糖と水を耐熱ガラスの容器に計量する。最初に1分30秒レンジ(500w)にかけ、
さらに2分30秒かける。沸騰している状態が目安。
③①に②を少しずつ注ぎながらよく混ぜる。(②がものすごく熱いのでやけどに注意!!)
注ぎきったら室温に置いたバターを2~3回に分けて加え、その都度よく混ぜる。
④③を一部取り分け(ケーキ上面のコーティング用)、残りにラムレーズンを混ぜ込む。
汁気を切るか気にせず混ぜ込むかは任意で。
(グラサージュ)
①小鍋にココア、砂糖、水を入れ、火にかける。
ゼラチンを水でふやかしておく。
②①を混ぜながら煮立たせ、火を止めてから生クリームを入れる。
キレイに混ざったらゼラチンを入れて余熱で溶かす。
③茶漉しや裏ごし器で②をこし、冷水でとろみが付くまで冷やす。
(バタークリームで使った熱々シロップくらいのとろみが丁度いいかも)
(デコレーション)
①赤と青の食紅を混ぜて水で溶き(青を少し多めに)、紫色の食紅液を作る。
(3段階で色の濃淡をつけるため、多めに作る)
②粉砂糖に卵白を少しずつ足し、すくってボタッと落ちるくらい(曖昧すぎw)の
固さになるまでよく練り混ぜる。
①を1滴ずつ加え、その都度混ぜて好みの色味にする。
③プチのバタークッキーの上面を②に浸し、風通しのいい場所で乾かす。
約3/4袋分つけ終わったら①を足し、濃い目のアイシングを作って2色目を作る。
同様に3色目も作る。
(仕上げ)
①横半分に切ったスポンジの片面にシロップを打ち、レーズンバターをたっぷり塗る。
もう1枚のスポンジで挟んでシロップを打ったら、取り分けておいたバタークリームを上面に塗って
冷蔵庫で落ち着かせる。
②よく冷えてとろみがついたグラサージュを①にかける。
余った分も側面にかけて全体をコーティングしたら、固まるまで冷蔵庫へ。
(撮影する場合は顔映りに注意する事 ←しませんw)
余ったグラサージュはタッパー等にまとめてパン用スプレッドに。
③アイシングクッキーに文字を書く。
装飾用の植物をしっかりと洗い、アルコールを噴霧して消毒しておく。
④ぶどうの房をイメージして(同じ色が固まらないように)
レーズンバターを塗ったクッキーを並べていく(文字入りも同様に)。
房の上部とケーキの周りに③の植物を飾る。
余ったレーズンバターをクッキーで挟み、切り分けたケーキに添える。
出来上がり☆
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バタークリームのケーキという事で、日持ちするのを幸いに
数日間に分けてのんびりと食べていったこのケーキですが……
不思議な事に、作ってから3日目くらいが一番美味しかったですw
初日はラム酒の刺激が結構あって「お酒効いてるっ!」って感じだったんですが、
だんだんその刺激が丸くなっていって、口当たりも良くなってくるんです。
酒好きのオトンはもちろん、母さんも気に入って無くなるまで毎日食べてました。
完成してすぐ食べたい場合は、レーズンバターだけ先に作って置いてもいいかもしれませんね。
ただ、やっぱり日を置くとスポンジが固くパサついてくるので
たっぷりしっかりとシロップを打ったほうがいいかな……とは思いました。
(シロップは任意なので分量外)
そんなわけで、バースデーケーキシリーズ最大のヒット作となった本作ですが……
なんと、今月誕生日を迎える方に1台お届けする事が決まりましたヽ(´▽`)ノ
今まではほとんど撮影用に作ったらそれっきりだったので、嬉しいやら緊張するやらで……;
いろいろ出てきた改善点(バタークリームのレーズンは刻んだ方が切り分けやすいetc…)もあるので、
それらを生かしつつ、喜んで貰えるように頑張ります(´▽`)
それでは~(=´▽`)ノシ