ヨッシー塾長のブログ-大商大高 H20 数学 大問2


【解答】




大阪商業大学高等学校 数学の定番パターンの問題。10年は確実に続いている形である。




しっかりと問題文を読んで、確実に得点としたい。







A群から。




問題文を読むと、「1.ひし形の2本の対角線は垂直に交わる」とある。学習範囲は中2。




ひし形は、平行四辺形の内包図形で、長方形に対抗した図形。




ひし形条件は、「4辺の長さが等しい」と「対角線が直角に交わる」なので、この文は「○」。






「2.平行四辺形は線対称な図形である」とある。学習範囲は中1、中2。




「線対称」な図形とは?そう、図形のどこかに、




折り返したときぴったり図形が重なる直線をひけるかどうか。引ける図形を「線対称」と呼ぶんだったね。



さて、平行四辺形はどうだろうか。






このように、数学において「文章が正しいかどうか」の判別・判定というのは、




『当てはまらないもの』を考える、という方法をとる。






今回は平行四辺形で「当てはまらない形」を思い描けるかどうか、が鍵。






ということで、普通の平行四辺形を書けばすぐに「線対称」ではなく、「点対称」だとわかる。




したがって、この文は「×」。






「3.空間内の異なる2本の直線が平行でないとき、それらの2直線はねじれの位置にある。」




さて、これは○か×か。 一見正解に見えるが、「垂直は?」と思えたらOK。ということで×。






したがって、このA群の答えは、「○、×、×」の「オ」となる。









B群。 但し書きもしっかり読んだ?  すべて正の数で考えろ、と。




「1. 6と8の最小公倍数は48である。」




いやいや。24がある。6、12、18、24、30・・・  8、16、24、32・・・ ね。




ということで、「×」






「2. 15の約数は30の約数でもある。」




15の約数:1、3、5、15  30の約数:1、2、3、5、6、10、15、30  ということでこれは「○」






「3. aを偶数とするとき、aの約数はすべて偶数である。」




このような文字を使った問題が出てきたとたん、アレルギーのように最初から諦めてしまう人がいるが、




ちからずくで、とにかく一つ一つたしかめていく、という方法を実践してもらいたい。




先ほどと同じように、とにかく「本当に全部そうか?違う場合はないか?」を考えること。




どうしても見つからなければ、それは正解と考える。最終的に間違っていても仕方ない。






a=2 の場合、約数は「1、2」。この時点で、「1」は奇数なので、答えは「×」とわかるが、




約数の定義を忘れて、「1が約数だったかどうかわからない」という場合、




a=6 だと、約数は「1、2、3、6」で、「3」が奇数、なので「×」、でもいいだろう。






ということで、これの答えは「×、○、×」の「カ」が正解。







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文責:学習塾「関西ICアカデミー(KICA)」代表 http://www.kansai-ic.com/
 




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