こんにちは、津南のみずみずしい朝採りアスパラをゲットししあわせいっぱい、佐藤です。

 

 

 

先週から、十日町の飲食店「越後妻有のごちそう家ごったく」さん

 

とのコラボ商品、

 

蜜芋の米粉ロールケーキと、

蜜芋のバタージャムが販売開始しました!

 

https://snowdays.jp/archives/4891

 

 

今回、そこから得た学びを書いています。今回は

 

◆「お菓子」が「スイーツ」になるとどうなる?

◆スイーツのおいしさは、何が左右するのか?

◆ジャムって結局冷蔵庫に残ってしまいませんか?

◆テイクアウトの壁は電話

◆冷凍を基本にしたスイーツ通販をやるにあたって超える壁

 

 

この2つについて。

 

テイクアウトに至るまでの壁が多い

新型コロナウイルスの影響で、飲食店は軒並みおやすみに。

代わりにテイクアウトへとずらっと切り替わりましたね。

 

 

それに伴って、テイクアウトのまとめサイトや、発信サイトもできていったのですが

なんせ、注文しづらい…という状況がありました。(十日町だけ?)

 

 

◆電話でずらずらと注文内容を言うのがめんどう

 →空いた時間にぺろっとメールできたらいいのに…

  電話できる時間はお店が閉まっている時間

 

◆基本的に前日予約がネック

 →そもそも「テイクアウトしよう!」って思い立つのって、当日が多い。

  「今日は〇〇系を食べたい気分…」→

  ▶︎「作る?(冷蔵庫のあれとこれを使って…あとはスーパー行くか)」

  ▶︎「買っちゃう?(作るの面倒、今日はテイクアウトだな!)」

  ▶︎「店で食べる?(いや、コロナでだめだな)」

 

といったふうに、その日の食事メニューを考えるのと同じ思考回路で、当日思い立つことが多い。

 

◆前日予約を思い立つ時間には、電話が繋がらない

 →ところが前日から「よし明日は…!」と考えるのは一息ついた夜の時間なのですが、その時間はお店に電話がつながらないという悪循環…。。。

 

◆そもそも情報が分散していて、メニューが分からない

 →全体像が分からない。よって、なにを注文したらいいか分からない状態。

 

 

ファーストフードのように、すぐその場で作ってすぐ受け取れるテイクアウトとは訳が違うので、飲食店のテイクアウト、なかなか仕組みづくりが難しいと感じました。

 

 

テイクアウトをネットショップで展開してみる?

そんなこんなでコラボスイーツを届けるにあたって、すでにネットショップのプラットフォームがある雪の日舎で、テイクアウトスイーツの注文を受け付けようと進んでいました。

 

 

しかし、

◆お客様の料金は基本現地払いだが、ネットショップでは、クレジットカード、コンビニ後払い、代金引換が基本選択肢となっていて、プラットフォームとしての利用が難しい。

 

◆お客様はスイーツだけ注文するというのはあまりありえなく、その他のおかずも一緒に購入したい。

 

 

そんないろいろを鑑み、紆余曲折を経て、最終的にLINE@に行き着きました!

LINEから注文を受け付けることに。

https://lin.ee/2avhLxQx8

 

メリット

・お客様と継続的に繋がれる

・ポイントカードや登録割引サービスをつけられる

・直感的な操作と注文の手軽さ

 

あたりが、やはり万能だと思いました!!

私自身もネットショップを運営していますが、お客さまの壁になっている部分はないか、改めて考えさせていただきました。

 

 

冷凍を基本としたスイーツを通販で販売するにあたって

最後は冷凍スイーツの通販について。

このテイクアウトスイーツのコラボ開発のゴールは、

ごったくさんと一緒に

雪国農家の極上スイーツを、お取り寄せとして全国にお届けすること。

 

しかし、地元での販売と違って

ネットショップは猛者が集う厳しい世界…トップクラスのライバルだらけ。

 

 

美味しいだけでの差別化では厳しく、見つけてもらえません。

いままで干し芋をつくってきたなかで、いろんな6次産業化セミナーに参加し、ペルソナだの戦略だの学んできたけれど、やっぱり強いのは、「ひと」だと痛感しました。

 

 

今回ご一緒させていただいたごったくさんの、人柄力はすごくて、

今回のスイーツも地域でたくさんお届けできたのは、ごったくさん自身の人間力だと思っています。。。

 

 

お客様は、顔の見える、ひとりひとりです。

なので、今後通販でも、と思ったときに

 

 

地元(=オフライン)における、繋がりとか縁とか人柄とか応援とかひっくるめて購入してくれる「あなただから」を、

オンラインでどう実現させるか?

 

が次の問いになるのかなと思っています。

先日立ち上げたwomen farmers japanでもネットショップを立ち上げるか?みたいな案も出ているなかで、自分たちの人柄を出しながら見えないお客様とどうコミュニケーションしていくか、私も一緒に考えていきたいです。

 

 

 

 

【雪国農業から、こころ動く世界を】

新潟の豪雪地、十日町で「雪国農業からこころ動く世界を」をテーマに

蜜芋の干し芋づくり&日本初こども鍬販売&エッセイや詩の創作&試行錯誤しています。

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