久しぶりの投稿。
こういう仕事をしていると、コーチ、監督からしっかり食べるようにといわれて、
どんぶりでお米を食べるとかもっと体重を増やせとか指示されている。
練習後におにぎりを食べるとか、もういつの時代かと思うような指導がまかり通っている。
特に小中の野球の場合。サッカーはそうでもないのですが
子どものトレーニングは非常に難しい
まず、成長に合わせたトレーニングが必要です。
【筋トレは成長率のピーク(ピーク ハイト ベロシティー:PHV)を過ぎない場合はお勧めしません。】
監督コーチが本当に指導するのであれば
すべての預かっている子供の成長曲線を描き、成長率曲線にして
ピークを判断しないと筋トレなんてトレーニングを練習には組み込めない。
【身長を伸ばすのに太らせるのは駄目】
野球のコーチに多いですが何でもかんでも食べればよいというわけではない。
栄養を取れば大きくなる。小児内分泌の専門家も治療できない言い訳に食べることが大事などといいますが
本来持った体格以上に大きくなることは難しいです
ちびはチビなんです。大きくなる子は小さい時から大きい
身長をその子の持った体格の最大限大きくするにはやはり食べることは大事ですが
ひっちゃラメったら食べればよいわけではない。
体脂肪率を測定できれば体脂肪率を少なくとも15%に保つ
そして肥満度を上げないように食べる。太り過ぎない。
個人的な感想ですが、肥満度のベストは+5%
根拠は痩せ-10%肥満は+20%ということで真ん中は+5%なんです。
実際に見ていると+5%ぐらいがちょうどよい感じです。0%だと痩せてるなあと感じます
PHVを超えるまではできるだけ技術や感覚を大事にする練習に取り組むべきです。
やりすぎは禁物。走り込みなんて不要です
長距離の走り込みも避けたほうが良いと思います。
【コンタクトのあるスポーツはPHV前には骨折に注意】
年に数名以上の骨折の話を聞きますが、サッカーがこれは一番多いです
特に中3男子
なぜか?思春期が来ていない子と思春期が来て完全に男性化した子とが本気でぶつかるからです。
負けるのは思春期か来ていない子
それなりの能力があれば、中3になると思春期が来てなくてもレギュラーになってしまったり
レギュラーを取るためにどうしても無理してしまうのでしょう
怪我をしても後悔しないのであればよいでしょうが、そういう子は本当は高校になって花を咲かせることができる逸材であることも
監督コーチはそういうところにも目を配っていただかないと骨折する子は絶えないのでしょう。