22歳で乳がんになった私。 -4ページ目

22歳で乳がんになった私。

私は現在22歳で、今年乳癌と診断されました。手術は終えてこれから治療に進みます。
辛いこと、悲しいことはたくさんあるけれどその分大切なことが見え大切な人との出会いがあると信じて生きています。



エコー、マンモ、針生検とやり、



乳癌と診断される前は正直たまに暗くなったりするくらいで



乳癌だとは自分で全く思ってなかったのでそれほど不安定になるとか



乳房のことを考えることは今と比べては少なかったと思います。



ただ乳癌と診断される前の日や、受診日当日は不安のあまり精神安定剤を使いました。



でも精神安定剤があったからこそ先生の話を冷静に受け止められたとも思っています。



ですが乳癌の本や癌についてのネットの情報を見るとやっぱり暗くなったり



自分が精神がもともと弱いため気持ち悪くなったりし、そうゆうときは見るのを中断しました。



やはりいくら直視しなければいけない問題でもずっと病気について考えてたら頭おかしくなりそうで、、w


だから先生と話すまでも私は乳癌についての知識なんか全く無く、



先生に基本的なことばかり聞いていましたw



ですが乳腺外科の先生たちは優しかったので質問にも丁寧に答えてくれましたw



話を戻しますが、もう全部が全部不安ですよね、、w



受診日も不安、検査中も不安、これからの不安と、、、



でも私自身はやはり手術後の方が不安でした。。



でも不安なときは精神薬があるのでどうにかなっています。



最近も朝起きて急に寂しい気持ちになって泣くこともあります。



病気が辛いのかこれからのことが心配なのかたまに分からなくなることもw




彼氏や結婚してくれる人っているのかなとか変に考えてしまったり、




周りと比較して自分は癌を持っているし、、、



などとネガティブになります。




でもポジティブに考えれば、



これからの医療でまた手術法も変わってきたり傷やへこみも綺麗にわかんないくらいになるかもしれないし、


癌も完全に完治することもできるかもしれないし、、



最近アメリカでも癌を小さくする薬もできて効果が現れた人もいたみたいだし



結婚相手や彼氏を見つけるときもそうゆうのを受け入れてくれなければ



私はそうゆう人とは付き合いたくないのでバロメーターになるなと思うことも



今は薬に頼っちゃう部分もあるけれど



いつかは落ち着く日が来ると信じて誰かに助けを求めていきたいと思いますw






主治医と話すことについて、まず若い先生がなぜか病室に来て




『主治医の方は忙しいから僕であればすぐ説明はできますけど、、』と




ですがこの若い先生は全く面識もないし今まで主治医のほうが担当していたので




主治医の先生の方と話したいとお願いしました。




そして主治医の先生と親と私を含め話すことに、、、、



外来へ行くといつもみたくは待たずすぐ外来の主治医の先生と会えました。



やはり感情を出し冷静になれずただ傷口について怒るのは人としてどうかと思うので



私は自分の怒りの気持ちはw押し殺し主治医と冷静に話すことにしました。




どうして胸の傷がこのように大きくなってしまったのか、と



乳首や胸の変形は治るのかということ。。




主治医の先生は優しい方なので心配そうに私の方を見ながら、




傷は時期におさまるけど、胸の変形や乳首の変形は治らない。




と断言されていましました。。。



だとしたら前もってなぜあのとき『へこみや歪みは全くないから大丈夫』と言ったのだろうと。。



もしゆがんだりへこみがあったとしても説明されることで心構えや、怒りは湧かなかったのにと、、、




ですが、そのへこんだ部分や胸の歪みも脂肪注入で治せると言っていました。



脂肪注入とはお腹や太ももから筋肉ごと持ってくる大手術ではなく、



よく美容整形外科の番組と同じようにホースみたいなので脂肪を



ふとももやどっかから吸引し胸に注入するというやり方です。



私の胸は小さいのでたぶんできるとのことです。



ただし脂肪注入はその脂肪が分解され元に戻ってしまったりすることがあるのでそれが心配です。。



放射線治療もこれからあるので皮膚が固くなってできない場合もあるとか。。。



ですが、ネットで調べたところ最終的に脂肪注入でもダメな場合は形成外科で治してもらうということも。。



心配はたくさんでしたがでも脂肪注入や形成外科もあるということでなんだか希望も少し湧いてきました。



あと、乳房の採った癌も筋肉と皮脂の丁度間くらいにあり



乳管内に収まってるか断定できない部分があるようなので



病理結果をセカンドオピニオンでまた別の大病院に送り見てもらうそうです。




その結果はあと1週間ほどです。




先生と話終わって説明不足の点はちょっと怒る気持ちもありましたが、



でも心配そうに見てくれる目で思ってはくれてるんだとすごく伝わってくるので



しょうがないかな、と許せる気持ちとでも話といてよかったという気持ちもありました。





そして乳房の部分切除なので4日で退院(5月後半)し




無事痛みもなくその次の日も両手を使う料理でも全然できるようになりました。




今ではちょっと乳房はつっぱてる感じがあります。



センチネンパル生検で切った約3センチほどの薄い傷もかすり傷くらいで目立たなくなっています。



乳房の方はまだ変形したままですが入院してたころと比べてはデコボコ感が少しおさまったような、、




家に帰ると鏡で傷とかを見るとやっぱり泣いてしまったり病んでしまうときはありましたが、




今術後から10日ほどたってみるとだんだん見慣れてきました。




人間って慣れるもんですねw




part6の方は結果があと1週間後ほどなのでその時に書きます('ω')




それまではふつうの日記みたくなっちゃいますがよろしくお願いします!w



医師からの説明では私の癌は約2センチの範囲



病理検査で1つとったものとあと2つくらい癌が残っているらしい。



遺伝子検査も問題なく乳房温存の部分切除でいいため、



2センチほど病理検査で切ったとこと同じくメスで傷を入れる



そして病理検査でメスを入れた傷のとこは若干ケロイドみたく赤くなっているため



そこも綺麗に縫うと言っていました。



2センチか、、、よかった。。。



形成外科を先にいれたため頭なかがもうかなり大きな手術になると



勝手に不安になり頭の中が不安でいっぱいでぐるぐる回っていましたが



なんか不安な気持ちでいっぱいなったのが損した気分でしたw



ですが本やインターネットで調べると部分切除はへこみや変形をきたすこともあると書いてあるので


医師に、へこみや変形、ひきつれの心配はないですか?と尋ねると



医師は『それは全然大丈夫。たった2センチだからへこむこともないよ』
と言っていたので


へこみもなく、傷も綺麗になる!!逆に手術するこでよかったのかも!


と一気にポジティブになりました。



そして手術は5月の後半ときまりました。



手術日当日、昼から病院へ入院し母親も夜まで付き添ってくれました。




その日は夜ごはんは食べてよくて夜の10時から明日の手術の昼頃まで食べてはいけないと看護師さんに説明をされました。



そこの病院の中はすごく綺麗で看護師さんの対応もすごく良かったです。



入院してる患者さんたちは全摘をする方が多く頭にバンダナを巻いてる方、



痛みに耐えてる方みんな苦しんでいましたがすごく頑張っていました。



自分はその中にいると一番マシだな、かるーい手術だなとも錯覚しました



そして次の日。手術当日



手術時間は11時頃で、父親と母親もその時間に来てました。



ですが手術時間11時頃になっても誰も来ずやっと12時頃になって看護師さんが来て



手術のとこまで行きました。


そこまで誰が手術するのかも分からず医師とも挨拶ができませんでした。



手術のとこに行くとなぜか子どもがたくさんいてすごい泣きわめいてる外人の子どもとかもいました。


これから手術とゆう気持ちではあまりなくなり子どもなのに可哀想だなと変な気分に浸っていました。



そして看護師さんと一緒に手術台まで行くと医師の方3人と看護師さん3人ほどがいました。



医師の方もマスクをしていたので誰か分からず初めましてという感じで



これから手術が始まる緊張よりも医師や看護師さんがいっぱいいることの方が緊張しました。



そして上着のパジャマを脱ぎ上にタオルをかけてくださいと看護師さんに言われ



看護師さんが言うままやりました。そして麻酔科の先生が来ないので看護師さんが呼び出し



麻酔科の先生が来て点滴から麻酔を注入していました。



麻酔が身体に来てる感じがし、すごいふわふわしてる感覚になり身体が変な感じだなーって



思ったらそのまま意識を失っていました。



そして約1時間半後目を覚ましました。


麻酔からの目覚めはよくかなりスッキリしていて眠気も全くなかったです。



手術自体は30分くらいだったらしいです。



手術をされてる間私は手術されてる夢を見ましたwそのままの夢ですw



で、めったに出てこない家族も夢に出てきました。



たぶん家族の思いが私の中に入ったのかな?って



でも心の中は何故か不安でいっぱいでした。



たぶん手術の先生が誰か分からなかった不安、乳癌のこと、、



病室に戻ると涙がなぜかでました。すごく不安でいっぱいになりました。



胸はコルセットで縛られており身動きをとるのに結構大変でした。



でもそれより尿道カテーテルの方が結構気持ち悪く常に尿がしたい感じでそっちのほうにも気をとられていました。



そして2時間後、看護師さんが部屋に来て一緒に傷を初めてみるときがきました。


コルセットをはずすと、、、



私の想像とは全く違う胸がそこにはありました、



胸は変形し、私から見ると(上から)すごくデコボコしてる感じでした。


傷も医師の説明では2センチでしたが後ではかったら4.5センチほど。。


乳首も横に向き変形をしていました。


右の胸と比べてもかなり違います。。。


看護師さんと見ているときは感情を押し殺し淡々とするようにしていましたが、


看護師さんがいなくなったときすごく涙が止まらなくなりました。


頭の中では


『説明してたのと違う、、医師は2センチと言って変形もないはずだったのに。。』



『こんな変形した胸どうすれば治るんだろ。。』



『ここの病院がおかしいのかな、もうどうすればいいのかわからない』



『医師の方すごいいい人だと思ってたのに、、なんで?』と。。。



癌を取り除いてはくれたもののすごく疑いや不安や怒りや、、色々な気持ちが沸き起こってきました。



母親が私の病室に来た時、思わず



『退院したい!言ってたことと全然違う!!』と周りの患者さんがいるのにも関わらず



大きな声でいってしまいました。涙もすごい出て母親も涙ぐんでいました。



でも母親は私の胸を見て励ますかのように大丈夫だよと。。



それは元気ずけるために言った言葉かもしれないけれど


その時はすごく感情的になっていたので



何が大丈夫だよ?とすごい怒りの気持ちが湧き上がってきていました。



そして心配した親が看護師さんに娘がすごく取り乱してると、



医師とお話をさせてくれないかと頼んで医師に看護師さんから伝えられ話ができると看護師さんから伝えられました。



正直医師の方とも顔を合わせたくありませんでしたが



この乳房の傷や変形、乳首の変形の説明もなかったら余計自分の中で悩みを抱えてくだろうと思いちゃんと話すことにしました。



※ただし部分切除で皆が皆、変形やへこんだり、乳首が曲がったりするわけではありません。自分の皮膚の感じや体質もあります。


Part5に続く、、、