なべちゃんの希望の森日記 -5ページ目

アホ

昼から五里明沙の現場で、水やり作業をしました。相変わらず現地スタッフとアホな事を言いながら水やりをしました。 最後も笑いながら作業出来てよかったです。中国で笑いながら作業できる仲間ができて幸せです。現地スタッフははっきり言って貧しいです。でも笑顔は素晴らしいです。日本に帰ってこういう笑顔を増やしたいと思いました。日本の子供や大人は卑屈な笑顔が多い気がします。もっともっとアホになって笑ったらいいと思います。アホになるってすごい事ですね。日本では常識で塗り固めてこういう生き方をしなさい!と教育されるから枠からはみ出せないような感じですもんね。アホって真剣じゃないとなれないです。中国からなべチャンでした。

選択肢

今日は20周年記念で3隊同じ現場に植林したところに、枝打ちした枝を運んで沙止め作業をしました。もう僕にとってはこの恩格貝での今年最後の作業と言っても過言ではないので、なんとも言えないものがあります。でもいろんなところに行って自分の目で見て体験すると言うのは視野が広がってとても有意義だな~!!と思いました。自分の故郷が増えたみたいでうれしいです。恩格貝もいいし、大阪も楽しいし、東京にトモクンいるから楽しいし、小豆島は最高だし、いろいろ選択肢があると楽しいです。 これから日本に帰って日本の植林に顔出して遊びまくりたいと思いますので、どうか皆さんよろしくお願いします!そしてどんどん選択肢を広げてすごいアホみたいに木を植えて行こうと思ってます!遊びながら木を植えて少しずつ雨が降り安いワンダフルワールドにして行こうと思いま~す!中国からなべチャンでした。

ポプラ

昼から作業は休みですが、宿舎前の友誼林に行って下枝の枝打ち作業をしました。ポプラの枝を切っている内に、この木が沙を止めてくれるのか~!って思いました。沙を止めていろんな街に住んでる人を守っていると考えたら、このポプラってすごい奴だな~!って思いました。中国からなべチャンでした。

大掃除

今日は作業が休みなので、部屋の大掃除をしました。ものすごいホコリだったので、ほうきで掃くだけではもの足らず雑巾がけもしました。でも掃除すると単純に気持ちいいです。掃除しながら8日にワンフェスツアーのみんなと会えるな~!ってワクワクして来ました。皆さん一緒に木を植えましょうね~!!中国からなべチャンでした。

正直なところ

今日はいろんな所で枝打ちした枝を運んで、20周年記念の時に3隊来て同時に植林した現場に沙止めとして使いました。かなり広い現場で、運ぶのもかなり大変でした。沙漠を見渡せば、果てしなく続いてるのでふとこんな事して本当に森になって行くんだろうか?って疑問が湧いて来る瞬間もあります。本当に面積としてはちっぽけなものですから。でもやり続けるしか道は残されてないんですね~。って言うか僕は20歳ぐらいから自分の命はどうでもよかったので、何も考えてないと言うのが正直なところです。本当に尊敬出来る人に会いたかっただけなんです。メイクのみんなやてんつくマンに出会って、一年悩みましたが、答えは最初から出てました。昔のお侍さんじゃないけどてんつくマンに惚れた。どうせどうでもいい命なら、てんつくマンやメイクのみんなが望む事に使おうと、思った。今まで出会った事のない真剣な大人に出会ってそれだけで僕は、満足でした。沙漠緑化が無駄な事かどうかは、どうでもよかった。自分のどうでもいい命を無駄でもいいから、てんつくマンの
言う未来の子供達に使いたかった。僕はメイクのみんなに出会って後の命はどうでもよかった。中国からなべチャンでした。

小汚い部屋

今日はそろそろ恩格貝の宿舎から出て行くので、たまったビールの空き瓶を片付けました。売店に持って行くと十本で一元かえって来ます。後何日かで部屋を出て行くんですが、この小汚い部屋ともお別れか~!って思うと感慨深いものがあります。こんなクサくて小汚い部屋でも別れはさびしいな~と、思います。この部屋でずっとこの日記を書いて来ました。毎日読んでくれた皆さんには本当に感謝しております。フンコロガシがどうのとか、トイレが流れないだのとか皆さんにとってなんのためにもならない事ばかり書いて、すいませんと言うよりは読んでくれてありがとうございます。全て起こった事を今だ!って書いて来ました。中国からなべチャンでした。

師匠

今日は現地スタッフのママさんが「あと5日でなべさんがいない!あと5日でなべさんがいない!」ってしきりに僕の腕を叩いて来るので、僕も何とも言えない気持ちになりました。本当にママさんの事が僕は好きなので、そんなしみじみしないでくれよ!って悲しくなりました。ママさんは60歳ですが、中国に来て最高の師匠に出会えました。仕事は楽しくやるもんだってすごく教えてくださいました。僕は中国に来てからどんな日本人よりもママさんから教わる事が多かった気がします。ママさんは気取りません。あるがままの姿で接して来ます。60歳でイタズラを毎日して来ます。イタズラをして相手が元気か、確認して来ます。僕は着飾って気取った日本人よりママさんの方が好きです。最高の師匠と仕事が出来ました。中国からなべチャンでした。

スタイル

恩格貝はすっかり秋のような天気です。昼過ぎから少し暑くなります。 今、ファンキストの「スタイル」と言う曲を聞いています。「常識や世間の目、そんなんどうだっていいんだよ」って歌詞の部分がすごく好きで今までずっと常識や世間の目を気にして生きて来た僕はこの歌詞が憧れでした。ずっと「常識や世間の目、そんなんどうだっていいんだよ!」って胸張って言いたかった。 メイクに出会って、中国来さしてもらって自然と向き合った生活させてもらって、胸張って言えるようになりました。そして「未来の誰か照らす光その道を行け」って歌詞も今、すごく胸に突き刺さります。中国からなべチャンでした。

シグナル④

この緑化活動にたずさわって来て、自然の脅威とか沙の恐ろしさとか勉強になりました。でも文章では伝わりにくいだろうな~!って思います。 本当に雨が降らない地域がある事も体験して、安心してると、えらいことになるな~!と思いました。沙を木で止めないと、北京やいろんなところが沙に飲み込まれる事も勉強になりました。 人間の欲望は止まらないから、金のためなら自然にあった森も壊して発展します。地球にとって人間は必要なのか疑問に思う事も正直あります。 でもまだ生かされてるって事は、地球に試されてるんかな~!と思います。人間の欲望と比例して温暖化も進んで行きます。人間が必要なら何十年後も存在してるでしょう。生態系から必要ないとされたらいないでしょう。雨の降らない地域で、深く感じました。豪快な号外のメッセージを本気で考えさせられた中国での日々でした。中国からなべチャンでした。

木の成長

今日は宿舎前の友誼林で下枝の枝打ち作業をしました。スタッフのみんなとワイワイ話ながら今までの感想も交えて作業しました。本当に全然知らなかった人たちだったのに、ここまでよく一緒に頑張って来れたな~!って思いました。沙漠緑化をして来たと言っても、半年で木の成長が見れるわけではないので、まあ自分自身にしかやって来た内容は分かりませんが、何年かやって初めて成長がわかるんだろうな~!って思います。でも日本の皆さんからの元気玉は確かに感じることが出来ました。この元気玉は日本に帰ってからも個人的に続けて行こうと思います。皆さんもクセになっちゃったら続けてくださいね~!!中国からなべチャンでした。