2018.12.21 Day23 入院154日目

8:00 主治医のK先生が来た。

 

K:自分でやる、を見せて欲しい。

 

(怖がるのではなく、食べたり・飲んだり・お風呂に入ったり)

 

皆、味方なんだけど、ちゃーちゃんの意に反した事を言われると一瞬「敵」に見えてします。

 

ちゃーちゃんは、ショックを受けておりました。ショボーン

 

11:30 母、面会廊下へ行く。

 

(苦手な看護師)Yさんが来て、話しをします。

 

Y:K先生と相談しました。

お風呂に入れないこと、食事をとれないこと。

先生から何か聞きましたか?

 

 

母:(お前かぁ~ハップンプンちゃーちゃんだけが出来ていない、みたいに。

何か告げ口したんだろぉ)

 

母は、ちゃーちゃんの気持ちを伝えました。

 

やらなくてはいけない事、ちゃんとわかっている。

 

でも、できない苛立ち。

 

体調が悪いのに、周りは”良好”っていうことの錯乱。

 

 

12:00 K先生からの指示で、お昼に野菜ジュースが出ることになりました。

 

(お金の話したくないんですけど・・・この小さな野菜ジュース1本。

ちゃんと1食分の食事療養費がかかるんですぅ~・・・)

 

 

ちゃーちゃんは、悔しさと怒りもあり、頑張って飲みました。プンプンチョキ

 

 

病室に”クリスマスプレゼント”クリスマスツリープレゼントが届きました。

 

ハンカチとメッセージカード。

 

みなさん、「イオンの黄色いレシート」って知っていますか?

  • 毎月11日に発行される黄色いレシートを、応援したい団体のボックスにご投函いただく

  • 店では集まったレシートの合計金額を団体ごとに集計

  • レシートの合計金額の1%を各団体の活動に役立てていただく

 

この中の団体(NPO法人)から、先日BCRの人数を聞かれたそうです。

 

”3人です”と伝えたところ、3つのラッピング袋に入ったハンカチをいただきました。プレゼントプレゼントプレゼント

 

メッセージカードには

 

”1日も早いご回復をお祈りしております”

 

と。

 

まさか、ここでクリスマスプレゼントプレゼントをいただくなんて思わなかったちゃーちゃんと母。

 

ちゃーちゃんとタロ君は中学生になった頃から”現金”でしかたからね・・

 

クリスマス・誕生日・お正月・・・

 

今まで当たり前の様に「プレゼントをもらう」のですが、縁も所縁もない方からもらうことの嬉しさと言ったら。爆  笑

 

ちゃ:当たり前は当たり前じゃなかった。ニコニコ

皆に助けられていたんだね。

 

 

そして、

 

ちゃ:今日、お風呂は止めようかな。

でも、歩いてみようかな。

 

14:30 病室を出て、お風呂場まで歩いてみる。

 

点滴棒につかまって。

 

ヨロヨロ・・

 

その1歩が大きいんだよ!!

 

 

 

看護師さんから聞いたのですが、今日、病棟にサンタさんサンタが来るそうです。

 

看護師さんが衣装を着て、病棟を訪問してくれるようです。

 

15:30 ちゃーちゃんからラインが入ります。

 

ちゃ:サンタさん来たらしいよ。

 

 

面会廊下に、若い女性のかわいーサンタさんサンタとトナカイさんトナカイが来てくれました。

 

やはり、ここは無菌室なので病室には入れないんだぁ・・

 

声は届かないのですが、ガラス越しに

 

”サンタさんだよぉ~”サンタラブラブ

 

ってちゃーちゃんに手をふってくれています。バイバイ

 

師長さんと、病院の広報の方もいて、

 

”写真とりますか?”

 

って。

 

ガラス越しですが、ちゃーちゃんと写真撮影。

 

母は、隅っこによけていたんですが、

 

”お母さんも入って!”

 

なんて言うから入りました。

 

(アレ?どう見ても、カメラの向きが母に向いてないけど、大丈夫かなぁ・・タラー

←これ、やはり後に衝撃の1枚となります。

 

その話はまた後日。

 

 

そして、サンタさん達サンタトナカイは帰っていきました。

 

!!!!

 

どうやら、隣の病室のおじ様、サンタさんを待っていたらしいのです。

 

そう言えば、少しブラインドが開いていたな。

 

ちゃーちゃんも、病室でその声が聞こえたそうです。

 

おじさん:え~!サンタさん帰ったのぉ?ポーン

オレ、楽しみに待ってたのにぃ~・・・

ブラインドも開けて、用意していたんだよぉ~

 

17:00 母、入室。

 

 

19:30 トイレに行く。

 

下痢のようだ。お腹を痛がる。

 

 

ちゃ:アレ?血?

 

母も見るとうっすら朱色の便だ・・ゲッソリ

 

すぐにナースコールをして検査に出してもらう。

 

(急性GVHDで血便nなることもあるからです)

 

 

ちゃ:不安・・・ショボーン

 

母:大丈夫だよ。

 

ちゃ:ママ、気をつけて帰ってね

 

(優しいなぁ)

 

 

帰り際、いつも入室用の服の上からちゃーちゃんの手を触るんですが、今日は

 

ちゃ:ママ、私の顔触って!照れ

ママを触りたい・・ショボーン

 

母:私を触っちゃダメだよ。

 

 

でも、ちゃーちゃんはそぉ~っと手を伸ばし、愛おしそうに母のホッペに手を伸ばします。

 

ちゃ:触れたぁ・・・泣えーん

もっと触れていたい・・・えーん

 

 

ちゃーちゃんのその「手」が、もう死んじゃうんじゃないか、って思うくらい細くて・弱くて・・

 

母は涙が止まりませんでした。笑い泣き

 

 

 

パパは、同じ移植を経験した人がDay何日でどうなっているのか調べているようです。

 

体調に個人差があるので、ちゃーちゃんも同じ、とは限りませんが、

 

・治っていく確信が欲しい

 

・これからちゃーちゃんに何が起こりうるのか知りたい

 

しかし、移植のお部屋の様子が記載されているブログはなかなか無いようです。

 

ちゃーちゃんに伝えると

 

ちゃ:こんなに辛いんだもの。ショボーン

ここにいる記憶を消し去りたいもん。

思い出すのも嫌。

だから皆のブログにもこの期間のブログはないんだと思うよ。

 

 

なるほど。

 

なら、母がいつの日か伝えられたらいいな・・・流れ星

 

・白血球 8,590

Hb    7.1

血小板  1.1

好中球  6,020