2018.12.1 Day3 入院134日目
8:30 ちゃーちゃんからラインが入る。
”眠れた。また1日が始まる・・”
10:00 母、面会廊下へ着く。
ちゃーちゃんの部屋は真っ暗。
ベットで横になりながら顔だけこっちに向け、手を振ってくれた。
笑顔はない。
鼻血が出たらしく、鼻に綿を詰めている。
13:30 たまぁに水を飲むために体を起こす以外は横になっています。
お昼も食べません。
電話で話したいけど、しんどいようなので見守るだけにします。
たまにラインが入ります。
”しんどい、助けて”
”気持ち悪い”
母は、”大丈夫”ってしか打てません。
ごめん、何もしてあげられないっ・・・
無力で情けない・・
母は、窓の空を眺めます。
朝降っていた雨は止み、ぱぁと晴れています。
これからちゃーちゃんの体調も良くなっていくんです!
いつか心もぱぁ!と晴れるから!
15:00 輸血が始まりました。
まだ赤血球は低くなるようです。
もっとちゃーちゃんはしんどくなるんだろうか・・
15:30 口の中の痛みとのどの痛みが始まったようです。
これ、独特の痛みなんだそうです。
お腹が空いていて、グーと鳴るのに、食べたくなくなるんだそうです。
16:10 母は、また空を見上げると、素敵な雲を見つけました。
ちゃーちゃんがベットに笑って横になり、隣には赤ちゃんが横になって笑っています。
なんだか、男の赤ちゃんに見える!
ひょっとして”ちゃー坊”じゃない?
きっと、今ちゃーちゃんの体の中でちゃー坊と仲良くしているんだ!と思いました。
ちゃ:え、マジ?見たかったな、ちゃー坊。
(ちゃーちゃんの臍帯血のドナーは男の子でした。
母の実家のおばあちゃんが、”ちゃー坊”と名づけてくれて、毎日仏壇にちゃーちゃんと、ちゃー坊が仲良くできるようお祈りしてくれています。)
17:00 母、入室。
・少しでも動くと吐き気がするから、寝返りすらうてない。
・同じ体制でいるから足がしびれそう・・
・右ののどが痛い
と、たまぁに母を手招きして細い声でちゃーちゃんは教えてくれます。
トイレもやっと立って、歩いて。
見ているだけで母は辛いです。
入室している2時間はほぼ無言です。
最近、母は帰り際、ちゃーちゃんの手を握り
”大丈夫だからね。また明日すぐ来るからね”
と伝えます。
ちゃ:(涙)気をつけて帰ってね
自分が一番辛いのに、どうして人の事を気遣うのぉ・・・。泣けてくる・・
・メソトレキセート(GVHD予防)
・プログラフ
・白血球 20
Hb 10.6
血小板 2.5
好中球 -