2018.10.31 入院103日目
母が病室へ行く前に循環器内科の受診が入ったちゃーちゃん。
こんなでっかい病院・・基本「一人で行って来い」。
車椅子で移動をお願いしたのだけれど、循環器内科の受付で「ポツン」と置き去り。
12:40 歯科受診。
・左下の親不知が顔を出している。抜歯後は2週間の治療が必要。
そうなると移植に間に合わない可能性があるので主治医と協議する。
・歯ブラシは移植専用のものを購入してください。
口の中の粘膜用のスポンジの購入もしてください。
・歯磨き粉の使用は移植前までです。
・移植前の放射線治療で口の中が荒れるらしい。
この歯科とは長い付き合いになるらしい。
”歯茎をきれいにしておきましょう”と、口の中をグリグリされたちゃーちゃん。
痛そうに顔をゆがめておりました。
歯科の前にある歯科売店で歯ブラシとスポンジを購入しました。
歯ブラシも4種類もあります!
2,500円かかりました。
売店のお姉さんが、”ムシバラス”という歯ブラシスタンドをくれました。
15:00 教授回診。
ここのS大学病院は毎週水曜日に(血液内科の)教授回診があります。
テレビドラマで見るような、白衣の団体が教授先生を筆頭にずらずら~と沢山のドクターが病室のベットを回診します。
いよいよちゃーちゃんの番。
主治医のK先生が、入院の経緯を話します。
K:11月28日移植予定で、11月21日から前処置です。
(へぇ~、そうなんだ・・)
同室のSaさんは自家移植と言って、自分の骨髄をあらかじめ採取して自分に移植するんだって。
今日は採取するための「透析」で、半日不在でした。
Sa:(自分の骨髄)いいのが沢山採れたよ!
って、15:00に昼食を食べていました。
Saさんは来週から前処置なんだそうです。
※前処置とは、移植前の一週間前から行う処置です。
ちゃーちゃんでいう、放射線治療と一番強い抗がん剤治療によって一週間で血液の中を空っぽの状態にします。
白血球をほぼ0(零)に落とします。
その状態で移植が行われます。
ちゃーちゃんが一番恐れているところです。
2018.11.1 入院104日目
8:30 採血・採尿・CT・心電図・肺検査
11:00 母が付く頃、あられが降ってきました。
11:55 もうすぐ、お昼!
と思ったら、皮膚科の受診に呼ばれました。
皮膚科の先生に研修医が5人くらい付いていました。
ちゃ:足の皮膚が乾燥してポロポロと落ちて・・
なんて言うと、研修医がちゃーちゃんの足を取り囲みます。
13:00に終わったと思ったら、皮膚科の受付の人が”続けてこのまま歯科へ行ってください”
って。
歯科衛生士によるブラッシング指導がありました。
昨日購入した4種類の歯ブラシを使って”今日からやりましょう!”って。
こりゃ、大変だ。
14:00 やっと昼食。冷たくなった天ぷらうどんです・・
15:30 S大学病院で、お風呂デビューです。
母は脱衣所で覗いています。
一人で用意して、片付けて頑張ったね。
病室での雑談で、お誕生日にはケーキが出る、クリスマスには教授サンタが来るとか聞きました。
仲のいいここの病室では、常に個別のカーテンは全開で、昨日は”ハロウィンだから”とみんなでお菓子の交換をしていました。
(みなさん、かわいー)
病棟の廊下を歩いていても、肌寒くなりました。
秋風も吹いています。