初めまして
昨年7月、17歳の娘(ちゃーちゃん)が急性の白血病と診断されました。
抗がん剤の治療、移植を経て今、そこに座っております。
退院しましたが、まだまだ闘病は続きます。
ここまで長かったな・・
母である私は、ずっと側で娘の闘病を見てきました。
この苦しい日々を忘れてはいけない!
同じように闘病している方に希望になればいい!とはじめました。
2018.7.20
7.19 女子高生になったちゃーちゃんは一日中スマホをいじってばかりいる。
もうすぐテストなのに何やってんだ!(母)
夕食後ちゃーちゃんを二階へ呼び出しお説教。
”だらだらして!。病気なら謝りますよ、でも病気じゃないのだからスマホの使用制限をかけるよ!”
お風呂から上がったちゃーちゃんが
ちゃ:”首の辺りが腫れてるの・・。
鎖骨が腫れていて見えないの”
母:”明日耳鼻科に受診しよう。
もし、違う病院へ紹介されたら母に連絡してね。”
そう、嫌な予感はしていた。
リンパが腫れているんだもの。
そういえば一昨日、腕があざだらけになっていたよね・・
いや、首というか耳の下でしょ。おたふくかな?なんてね・・母は無理矢理言い聞かせていたんだ。
7.20 お昼ころ母の携帯が鳴る・・
ちゃ:”大きい病院へ行きなさい、って言われた”
母は仕事を早退して、総合病院の耳鼻科でちゃーちゃんと合流。
腫れている部分を切り取り、検体へ。
”念のため血液検査をして今日は帰ってください”
会計に着いたころは時刻は午後1時過ぎ。
お腹すいたぁ。
ところが会計はちゃーちゃんの番を飛ばしていく・・
”至急耳鼻科へお戻りください”
何事?
耳鼻科:血液検査の結果ですが、白血球の数が非常に多いです。
こんな数字見たことありせん。
血液内科の先生が、看てくれるそうなので血液内科へこのまま行ってください。
母:”あのー、お腹すいたんですけどぉ、お昼食べてからではだめですか”
だって、本当にお腹すいたんだもん。(でもね、ちゃーちゃんは口内炎でジュースも飲めないの・・あとでわかったんだけど白血病の症状に口内炎ってのもあるらしい)
血液内科:間違いなく白血病です。これから治療に入りますので、着替えてください。
!?!?はぁぁぁっ!?!
パニックになり泣くちゃーちゃん。
すぐに看護師さんに連れられて病衣に着替え。
母も泣きながら、なんやら同意書を何枚も何枚も言われえるがままに書く。
すぐに精密検査。
マスクを着用させられ、車椅子に乗せられる。
母は、着替えにティッシュボックスを抱え車椅子の操縦・・・
パパから心配のラインが届く。
パパ:”どうだった?”
私はただ一言・・・・『白血病』
16:00 骨髄の検査(マルク)
胸にでっかい注射器みたいなものを刺し、骨髄を取る。
体が持っていかれるようで、痛くて痛くて。
止血のために500gの砂の入った袋を傷口に押さえ、30分は絶対安静。
18:00 担当医との治療方針説明
通常3,500~9,700の白血球に対し、ちゃーちゃんは264,700!このうち、99.99%がガンである、そうな・・すぐに抗がん剤治療を開始すること、治療期間は一年間くらい・・・・・
母は会社をしばらく休職し、ちゃーちゃんの側にいることにした。
最初の病院食はハンバーグ。
ちゃーちゃん大好きなやつだ。
でもね、マルクが痛くて、口内炎が痛くて、心がパニックで一口しか食べれませんでした。
お部屋はね、白い壁に囲まれた薄暗い場所。
3つあるベットはカーテンで仕切られています。
ベットの周りはビニールのカーテンで覆われています。
ベットの隣に便器。・・・なんだここは・・・
泣き疲れて、私たち二人は早くに眠りにつきました。
寝る前に。
母:そういえば、ご病気でしたね。昨日叱ってどうもすみませんでした。
ちゃー:そうね・・(笑)
さあ、明日から何が起こるんだ?