


。。ちっくん 主なデータ。。
12歳
ADHD・・いつも手元がソワソワ
LD・・文章理解が不得手
ASD・・五感全てに過敏あり
書字障害・・書き取り不得手
多汗症
書字障害と漢字学習の工夫
現在12歳のちっくんは、ADHD、LD、ASD、そして書字障害を抱えています。
特に書字障害の難関、漢字学習は一筋縄ではいきません。でも、できないからしない、は私自身が腑に落ちないといいますか。。
①努力しないで漢字なんて書けない
②努力しても漢字が書けない
低学年の頃は②だったちっくんですが、、努力が実り、5年頃から漢字が覚えられるようになりました。

漢字を覚えるコツはつかめたものの、何回も書く宿題はちっくんには無理・・
なので、我が家では書字障害だからと諦めるのではなく、「工夫」を加えながら漢字に取り組んでいます。

今日はその工夫を少しだけご紹介します
くもんの漢字学習と環境の工夫
「書字障害」をサポートするため、以下のような工夫をしています
- ペン選び 細すぎない0.7mm以上のフリクションペンを使い、見やすさを優先。字の大きさ画数の多い漢字は太いペンで例を先に書いておきます。

「天皇の皇」の(上の画像では2本線が入っていますよね)このような画数の多い漢字はちっくんには、線が潰れてよく見えないことがあります。
そのため、宿題では難しい漢字を上の図のように私が大きく書き、参考に(本数を数える)してもらうようにしています。
- 手汗対策 手袋を活用!
汗をかくとね、イライラするんだよね。
しかも紙もふやけて破れやすくなるし・・
手汗の8割りはデメリットでしかないよ~
(compassの個人的感想)

フリクションのインク汚れ予防にも️⭕️
・・ダケジャナイ!
片方でいいかと思いますが、実際は手汗が両手から出てくるので、プリントに貼り付いてイライラし始めるので2枚あった方がいいと思います。
学校での漢字学習の変化
学校では「漢字ドリル」で書き取りが行われるんですが、これが書字障害には正直かなり難しい…。
マスの中に同じ漢字をひたすら書く、あの地道な作業。実はこれ、はるか昔から続くド定番の宿題ですよね。でも、考えませんか?1回書けばもう十分じゃないですか?覚えない子は何回書いても覚えないし、ただの作業になるだけなんです。時代は令和なのに、なぜここだけ時間が止まったままなんだろう…?と、つい思ってしまいます。誰か根拠⊂(゚∀゚ )くれ
そこで、以下の方法を取り入れました
- カラーマスノート
単純なマス目ではなく、色のついたガイドを活用。
書くオリエンテーションが一目瞭然
- 漢字宿題の見直し
周りの子どもたちと同じペースで進めるのは無理だったので、6年で思い切って宿題をやめました。
6年は字も小さいし、書き取りも多い!
きっかけは5年の先生の宿題チェックなしが多かったせいだったりする w

家庭での漢字学習の強化
宿題をなくしてもらったのにテストの点が下がったらただのサボりですからね! 👈
家でちっくんのペースに合わせた学習を行っています。(強化訓練)
工夫のポイント
- 1. 読みの強化
漢字を見る時間を増やし、脳内にインプットさせます。読み飛ばしや間違いも、焦らずに少しずつ。
- 2. 正しい書き方を意識
「デジタル漢字プラス」を活用!ピンチアウトが可能で、判定が厳しめなので効率的。もっと早く知りたかったツール
デジタル漢字プラス はこちら⬇
- 3.書かせて確認
結局書くんかーいって感じですが、電子メモパッドを活用して何度も練習。 やっぱりね、書くのって記憶するにはサイコーの手段なのよね
⬇電子メモパット、1台あると便利~
無理のない学習を
ちっくんは特性の影響で、字が崩れたり
集中力の問題で殴り書きのようになることがありますが、そこを無理に直せとはわたしはしません。
「キレイに書いて!」と言いたくなる気持ちを抑え、「次からでいいから~」と伝えることで、本人も今はいいのか・・よかったと気持ちを落ち着かせやすくなります。
時間がない日や、本人が疲れているときは宿題自体の量を減らし、アプリやデジタルツールを活用することで、無理なく学習を進めています。
いかがでしたか?

我が家の特性に対する配慮?はこんな感じでした!
お役に立てる情報があればお試しくださいませ
どなたかのお力になれたら嬉しいです(^^)