先日「みんなの学校」という
ドキュメンタリー映画を観てきました

舞台は大阪市住吉区の
大空小学校
実在するなんてビックリ!
『すべての子どもに居場所がある学校』
インクルーシブ教育
これこそが、今求められる
教育の在り方だなぁと思いました
障がいのある子も
いじめっ子も
すべての子どもが
「ここに居ていいんだよ」
って言ってくれる学校
こんな居場所があったら
どれだけ救われる子がいるだろう
自殺は確実に減るはず!
希望の光を見た気がしました
度々報道される悲しい出来事
家庭だけの問題では
済まなくなってきている今
個性を認め合い
お互いのために必要な
共に成長する教育
排除したり、隔離しても
意味のないことだと思います
この日のブログに通ずるものがありました。
映画のひとコマにあった
「あの子が行くなら大空に行きたくない」と
噂される男の子が入学することになった時
校長先生の
「じゃあ、そんな子はどこへ行くの?」の
言葉が強く印象に残っています
この学校での
たったひとつの約束
それは
“自分がされていやなことは人にしない、言わない”
わかりきったことで
あたりまえに聞く言葉ですが
私たち大人は
本当に実践できているでしょうか?
自分の子どもに対してもです
どれだけ想像力を働かせられるか…
友達を殴る子は
家庭や学校で殴られているかもしれない
暴言を吐く子は
暴言に囲まれて生活しているかもしれない
「自分がされていやなことは人にしない、言わない」
に照らし合わせてみた時
「オレはバカって言われても平気だから
友達にバカって言ってもいい」
と言う開き直りの向こうには
必ず『傷ついた心』があるのだということを
想像してみることはできますか?
この学校で素敵なのは
もし、その約束を破ってしまったっ時は
やり直しの部屋(校長室)に行き
やり直すことができるということ
そこにはいつも
こんこんと泉から湧き出るように
愛が流れていて
先生も子どもたちも
一方通行ではなく
どんな子も想い合い
助け合っている姿がありました
こうして人は人になっていくんだなぁ
と実感するとともに
では、自分には何ができるのか
という問いも入っています
やはり、身の回りの、
今 自分ができることを
ひとつずつ進めていこうと思いました
多くの人にこの映画を
みてほしいなぁ
各地で開催予定ですのでぜひ!
「みんなの学校」
「自分流」子育てアドバイザー 祖父江里香(まじょりかっち)より
