7月22日 金曜日
乳腺外科&呼吸器科 受診日。
この日はいつも病院に送ってくれる
長男イチロの都合で早く着けたので
ケモ仲間くりくりさん、メムさん、三女さん
みんなに会えた♡
くりくりさんの私への第一声が
「きぼう野さん、また痩せちゃったじゃん
ちゃんと食べてる?」 だった。
うん…
頑張って食べてるんだけどねぇ
少し話したあと
すぐに血液検査のファイルをもらい採血室へ。
受付にファイルを出したら
窓口の女性に
「きぼう野さん…呼吸器科でも採血のオーダーが入ってます」
と言われた。
ありゃりゃ
呼吸器科はレントゲンだけだと思ってた。
踵を返し呼吸器科に行こうとしたら
受付女性に
「…行ける?大丈夫?」と心配された。
私…そんなに悪そうに見えるんだろうか。
確かに歩くだけでけっこうしんどいけれど…。
「大丈夫です^^」と余裕な顔で言ったつもり。
でもやっぱりしんどくて
見た目にもはぁはぁしてたんだろうな。
呼吸器科で受け取ったファイルを
再度採血室の受付に出したら
「そのままお入りくださいね」と
窓口を離れファイルを技士さんに届けてくれた。
(いつもは自分でファイルを技師さんに渡す)
採血後
一つ一つの動作にヘロヘロしながら
次はレントゲン撮影
「息を吸って~止めてくださ~い」
が
最近ほんと苦しい。
終わると(*´Д`)=зプハー
となる。
外科に戻ったら
みんないなくなっていた。
この日スマホを自宅に置き忘れてしまい
何もすることもないまま
血液検査の結果が出るまでボーっと待った。
やっと呼ばれて診察室へ。
主治医は優しくてー
このごろ見た目に
かなり老いが進んだように見える欽ちゃん先生。
血液検査の結果を
項目ごとに説明してくれた。
欽 「白血球は8.1から4.9に下がりました。
○○と□□は腎臓の数値ですが問題なし。
⊿⊿は肝臓の数値ですが前回Hだったのが
正常値に入ってるぞ。××も~ナンチャラ~」
ひ 「はぁ…」
ボーっとしながら聞いていた私。
欽 「それから…今回貧血になっちゃってます」
PC画面上に今までのヘモグロビンと赤血球のグラフを
出してくれた。
欽 「こんな感じです」
今までずっと横ばいだったのに
今回いきなりカクンと下がっている。
ひ 「はぁ…」
生理があった頃は
こんな数値はしょっちゅうだったな…
欽 「こんな風に急に数値が下がるってことは
どこかで出血してる可能性があります」
えっっっ
( ̄□ ̄;)
しゅっけつ?
欽 「最近、便が黒いとかありませんか?」
ひ 「いえ!私はそういうこと気にしてるので
いつも確認しますがそれはありません」
欽 「痰に血が混じることとかは?」
ひ 「ないです」
欽 「じゃあどこかな…
抜いたとき色を見た?赤かった?」
へっ?
今日の採血のときの血のことかな…?
血って普通赤だけど
色がどす黒かったりもあるのかな
ひ 「見てません」(見ると気分悪くなるから)
欽 「見なかったんだ…」
ひ 「えぇ」
欽 「癌性胸水は…」
へっ?胸水?
入院してたときの?
ひ 「胸水なら見ました
赤かったです」
欽 「そうですか…そこかな…」
胸膜あたりから出血?
il||li(つд-。)il||liどよーん
欽 「それからCRPというのは炎症反応ですが
それがだいぶ高いですね」
il||li(つд-。)il||liどよーん
ひ 「先生…私の状態って良くないですよね?
先生はどう思われますか?」
欽 「まぁ…良いか悪いかと言えば良くはないけれども…
…急激に悪化してるとは思えませんよ」
そう…ですか…
欽 「呼吸器科でレントゲン撮ったんだよな」
■_ヾ(・・*)欽 カチカチ
ギョッ(O_O)
ひ 「怖いよぉ~~」
欽 「怖い?」
ひ 「見るのが怖いです」
欽 「怖いかぁ」
恐る恐る見た画像ー
ダメージ大きい右肺は前回と比べ
私的には今回のが白い部分が濃く見えたけど
欽 「右の肺の胸水の量は見た目変わりないですね。
大事なのは左の肺なんで…こっちは
きれいで胸水も溜まってないから良いですよ」
もはや右肺は捨てられた( ´_ゝ`)
欽 「貧血はナベルビンの副作用かもしれないので
念のため今回は減量して投与しましょう」
まぁ
打てないよりは良かったε=(。・д・。)
かなり長い時間の診察を終え廊下に出たら
久しぶりな昔からの友だちがいて声をかけられた。
健康体な彼女は毎年の乳がん検診との事。
そういえば毎年ここで会う。
「調子はどう?」の質問に
最近の答えは
「あんまり良くないんだよね~(^_^;)」
こう答えるしかないことにはもう慣れた。
ケモ行きのファイルをもらった後
友だちと別れて
次は呼吸器科へー
受付に戻ったことを伝え
名前を呼ばれるまでの待ち時間
さっきの友だちとのやりとりを思い出して考えてた。
ここ数年は1年に1度ここでしか会わない私たち
彼女の目に今の私はどんな風に映るんだろう
きっと…
痩せたな
具合悪そうだな
そう見えただろうな。
考えたって仕方ないことなのに
そんなことが浮かび
どんどん悲しくなってきた。
それに
胸膜から出血って…(>_<)
もし…頼りの左肺にも癌が転移して
水が溜まり始めたらどうなっちゃうの?
苦しいよね
息できないよね
怖いよぉ(´_`。)
一人悲観的な物思いにふけっていた私の目の前に
くりくりさんが。
ここ(呼吸器科待合)にいるかと
帰る前にわざわざ来てくれたらしい。
話をしていたら
少し気持ちが落ち着いて助かった。
呼吸器科主治医のキラ先生は
本来金曜日の外来はない。
長い時間待たされた後
いつもの第3診察室じゃなく
少し離れたところにある
普段使わない診察室に呼ばれた。
こちらで再度見せられた
肺のレントゲン写真。
キラ 「前回と変わりないです。良いですね」
欽ちゃん先生と同じ見たてだった。
そこで同じ事を言ってみた。
ひ 「私ってあまり良い状態じゃないですよね?」
キラ 「なぜ?」
ひ 「貧血が出たので胸膜から出血してるかもって言われて…」
キラ 「えっ?写真を見る限り肺に出血があるとは考えにくいです」
ひ 「そうですかっ(嬉)」
キラ 「便が黒いってことはないですか?」
ひ 「ないです」
キラ 「貧血がでるほどの出血って消化器系が多いんです」
胸膜からの出血じゃないなら
ちょっと嬉しい(ノ_<)
ひ 「なんだかすごくホっとしました」
キラ 「大丈夫ですよ^^」
良かった…
キラ 「ただね…」
えっ?
ドキッ
キラ 「KL-6がべらぼうに上がっちゃったんですよ」
KL-6(基準値0~499.9)
2016/6/13 968.0H
2016/7/22 2536.6H
(=◇=;)
…過去最高値
間質性肺炎の数値だが
乳がんマーカーに比例してるKL-6。
きっとCA15-3も
べらぼうに上がってることだろう。
ひ 「間質性肺炎の悪化ってことは?」
キラ 「この状態から思うには
乳がん(の悪化)によるものかと」
そう…かぁ
キラ 「呼吸器科としては薬は現状維持で
少し間を空けて様子をみましょう」
次回の受診は
3週間後の8/15(月)
ホっとしたのも束の間
マーカー上昇でまた落とされ
複雑ヨレヨレな気分で化学療法センターへ。
ナベルビン 3分
↓
ハーセプチン 30分
↓
ゾメタ 30分
↓
生理食塩水 5分
点滴中
薬剤師のゴトウ先生に
色々話を聞いてもらい
少し気持ちが軽くなったことはありがたかった。
ナベルビン 第2クール2回目 終了
※副作用
吐き気3日間
(吐き気止めを飲み嘔吐はなし)
倦怠感3日間
(とは言えその後も怠い)
愚痴愚痴…
グチグチ…
愚痴ってばかりでごめんなさい
前向きに頑張らないとなぁ
夏なんで…
こんなん…
リア友Czからもらった韓国みやげのフェイスマスク( ´艸`)
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ありがとうございました☆゛