もうかなり前のことになるのですが、宝塚ファンだった頃にファンでない友人と言い争いになったことがありました。私が読んでいた宝塚関係の雑誌を見て「悪趣味だ」と言い放ったのです。その後の会話はご想像ください。そのとき1人の友人をなくしました。

 

タカラヅカ教というものは本当にあるのかもしれません。あの「パワハラはなかった」勢を目にすると、信者にしか見えないです。

 

私は昨年の9月30日からいろいろなことを考えて書いてきました。できるだけ感情に流されずに目に見えたものを拾ってきたつもりです。そして1つ1つ積み重ねた結果、宝塚ファンを止めるに至りました。

 

でもやっぱり本当は観たいものはあり、好きだったジェンヌさんで買い集めたものは手元に置いていて、少しは心残りがあったのでした。

 

ところが

 

私はどうやら本当に脱会できたようです。

というのも、あれだけ心がときめいていた写真やポスターを見ても何も感じなくなりました。これが第1段階。ベルばらのポスターのときにこの段階がやってきました。

 

そして第2段階、これは最終段階でしょうか。

 

どの写真、ポスター、表紙を見ても「厚化粧の女性」にしか見えなくなりました。以前だったらあのときあの役の〇〇さんというわくわくどきどきがあったのですが、魔法がとけました。フラットな気持ちで見るあれらの画像はちょっとおかしな化粧の人です。しかも悪趣味な人にしか見えないのです。

 

私は完全に脱会しました。

これまで読んできてくださった方々にいろいろな意味と思いでお詫びいたします。