きのうの不正チケット販売のニュースで、もうちょっと詳しい記事を見つけました。

 

記事一部引用

「女性は40年来の宝塚歌劇団のファンで、知人や親族からファンクラブのカードを預かり、チケットの応募を一括して行うことで当選率をあげ、公演日が重複したチケットや気に入らない席だった場合に転売サイトに出品していたということです。
女性は20年ほど前からチケットの転売を行い、2019年にチケットの不正転売が法律で禁止されてからも130枚以上出品し、400万円以上売り上げていたとみられています。」

 

 

記事によると宝塚ファン歴40年。「ファンクラブのカードを預かり」とあるのですが、ファンクラブのカードとは何ですか? 宝塚歌劇の友の会のJCBカードでしょうか。とりあえず大量に買っていらないのを転売サイトで売っていたのですね。20年前からやっていたけれど、バレずに…。

 

宝塚歌劇団は厳正に対処してきたそうですが、20年前からやっていたのにどこを厳正に対処してきたのでしょう。宝塚歌劇団がチケットサイトで見つけたのではなく、普通に不正を摘発されて、それがたまたま歌劇団関連だっただけではないでしょうか?

 

そしていつもこっそり言われていることですが、これって非公式FCのチケット捌きの中でも十分可能なことですよね。

 

不正チケットの要件は3つです。

 

非公式FCのチケットは、宝塚歌劇団が正式に非公式FCに出しているので、「転売することにつき主催者からの事前の同意は得ている」のでしょう。3つの要件は全部満たさないといけないので、この1つだけで免れるのかもしれません。

 

宙組のチケットはチケット難と言われていましたが、救済が大変多く、特に平日は各会が苦労したようです。伝手の伝手で頼まれた知人、友人が複数いました。ここまでたどっても売りたいというのは、よほどの枚数を引き受けているのだと思い、いつもより多く引き受けた友人ばかりです。

 

チケット難に見せかけて、実は中で苦労して捌いている人がいる。そしてチケットの流れから、苦労もしているだろうけれど、利益も持っていっているのではないかと大いに疑惑を持たれている(本人たちは心外かもしれませんが)。そしてチケット流通センターやチケットジャムなどでは、堂々と高値でチケットが出ている。

 

チケット難なのに、何度も何度も通える人たちがいる。なぜか生徒席以外に特等席(特定席)が存在する。必ず初日、千秋楽、新人公演を観に行ける人たちがいる。どう見ても公平でないチケットシステムに支えられて今の宝塚歌劇団があるのです。

 

何でもないときはこれでよかった。でも1人の命が亡くなり、治外法権が露呈し、前のようにはいかない。そういう時期に来ていると思います。