自分が目途としてきた6月30日を迎えました。

宙組は大劇場で千秋楽、今後東京で公演、そして全ツと続きます。

 

亡くなったあの9月30日の衝撃からちょうど9か月ですね。あれはまだ暑かった秋で、それから冬が来て春が来て、夏になります。ご家族が代理人を通して宝塚歌劇団にパワハラと過重労働を訴えて、そして認められ合意しました。

 

どうなっているのだろうと、見える資料を集めてXやブログで交流してきた9か月間でした。

 

多くの友人と情報交換できた半面、こんな人たちがいるのかと初めて知ることも多かったです。特に亡くなった日に出た心無いポストは、その後も形を変えてあちこちに頻出していて、本当に許せない。それから阪急阪神HDや歌劇団の人権意識の低さも改めて認識しました。こちらは長くそうやってきたことを考えると、9か月では解決は無理でしょう。

 

いつまでも同じところを回っていても仕方がない。

 

今後は不足している部分の資料を補う作業をして、元のアカウント、元のブログの方に戻る予定です。本来は宝塚歌劇団ファンブログとする予定で、カテゴリーも宝塚歌劇団で登録していたのですが、A演出助手の一件からカテゴリーは変更し、9月30日の事件以来宝塚ファンからも退きました。今までのように更新できませんが(新しい事件、進展があったら続けます)これまでにつながった皆さまのところには必ず行きます。楽しみに読みに伺いますので、よろしくお願いします。

 

そうでした。1つ付け加えます。

今回のことで労働問題、過労死、人権について勉強することが多かったです。宝塚歌劇団の事件を考えて資料を探していると、あちこちで同じような問題にぶつかりました。それからブログを知ってくれた方々から、本来私が知るべきではない内部事情なども寄せられました。

せっかく新しいアンテナが立ったので、今後何かのお役に立てればと思っています。そういう方面からまた宝塚歌劇団について発信できるかもしれません。

 

本当は舞台が大好きで、舞台では辛いことを忘れられた。素敵な命を何かの形で残していきたいです。舞台の映像で忍ぶファンもいらっしゃるでしょう。思い出のアルバムをお持ちの方もいらっしゃると思います。私はこれ以上失う命がないように、自分のできることをしていこうと思っています。残念ながら、9月30日をなかったことのようにして進んでいる宝塚歌劇団ですが、私の生活の中にはしっかりと命が残っています。ちゃんと存在しているので、忘れずに…絶対忘れずに…