宙組舞台再開で思うところはたくさんあります。

 

2日目になるとさすがに少なくなりましたが、舞台賛美のポストが流れました。「宙組舞台は全てに勝利した」という意味のポストも流れたそうです。

 

会はチケットをほぼ全部買っているので、チケットは初日完売でたぶん満席。ただし平日はかなりまだ余っていて救済の嵐。コメントにもありましたが、キャンセル不可なのでチケット代だけ取られてその席は別の人に売られる、つまり2重のお金が会に入っている。初日に行った知人が頼んだ人とは別の人の名前のチケットだったのはそういうことなのでしょうかね。会のチケットなので本人確認はなかったそうです。

 

初日は細かく指示された爆竹拍手 ではなかったかもしれません。それはそれで怖いのですが、拍手表があるのは事実なので今後さらに統制のとれた観客になっていくことでしょう。

 

ハラスメントなんてなかったと言っている一部のポストの人たちは会の人ではありません。だってチケット難だと言ってますし(本当に平日のチケット余ってます)、ほんとは宙組ファンではないみたいです(別の組)。するとそういう無実叫ぶ人たち+主導する会の人たちがいるわけですね。宝塚ファン最強じゃないですか。ナショナリズムにたとえたポストも見ましたが、私も同じことを感じます。恐怖しかありません。

 

あまりにも和解という言葉が出ているので、リンクを教えてもらって2月27日の遺族側代理人会見を全部聞き直しました。

 

 

 

1時間50分半ばに合意について出てきます。以下聞き書きです。

 

共同のハマダ記者の質問
合意締締結書の位置づけについて 和解と捉えてもよいのでしょうか。

亡くなられた事件で和解は難しい

亡くなった場合は合意が成立しても和解という表現はない

あくまでも法的な手続きではなく交渉によって合意が成立してひとつの区切りをつけた。そういう意味での合意書締結。

和解のように相手を許すというニュアンスを含んでいる言葉はふさわしくない。遺族側としては使ってほしくない。

 

以上です。

このあとハラスメント定義について、阪急と劇団の大きな過ちについて述べられているので、続けて聞いていただきたいです。以前聞き書きしたのですが、今読むと不完全だったのでまた今度補完しておこうと思っています。いかに阪急と劇団が誤った判断をし、いかにひどいことをしているかがわかります。

 

会見を再度聞いて、宙組舞台再開がどんな意味を持つかあらためて考えさせられました。そして宝塚歌劇団は歴史上一切ハラスメントという言葉を残したくない、亡くなった事実を残したくないのだということを再認識しました。これはご遺族の意向などでは決してなく、劇団の都合によるものです。劇団の姿勢はあの渡辺室長会見から何も変わっていません。

 

今後治外法権が少しでも緩和されて、会のチケット代(経理不明瞭)や宙組舞台の謎あれこれ、星組ハラスメント報道(また後日書きたいと思います)演出家ハラスメント疑惑、が解明されていくことを願っています。