きのう別のアカウントでXを使っていたら、おすすめに宝塚用の自分のポストが流れてきました。ふと見たら把握していなかった返信がついていてびっくり。知らずに完全に放置していました。それですぐ返信をつけようと思ったのですが、とうとう書けませんでした。せっかくなので説明しておきます。

 

こちらが4月26日のわたしのポストです。

 

↓ここから

なぜ宙組にパワハラ継続中の噂が流れるのか。当たり前じゃないですか。劇団の改革は途中だし、謝罪文は内容も提出者も非公開。責任は我々に? 誰が責任取ってくれましたか? なかったことにしているようにしか見えない。根っこがあったらまた生えるでしょう。ファンの危惧を払拭できていない表れです。午前7:03 · 2024年4月26日

 

↓自分に返信する形で続けました。

「宝塚にパワハラなんてない」で1回だまされていますからね。劇団がパワハラ行為を認めたので、もう一度「宝塚にパワハラなんてない」が流れても、人は簡単には信じません。「やっぱりそうだよね」の方に傾くのは止められないし、誰も責められない。だって再び亡くなったらどうします?

 

ついていた返信がこちらです。

あなたの会社じゃないのだから、嫌なら行かなければいいし関わらなければいいだけのこと。外野がワイワイいったところで会社の方針があるわけだから。それでいいという人だけが見に行けばいい。満足して見ている人もいるのだから。
午後11:26 · 2024年4月26日

 

あなたは劇団の責任者なのでしょうか。劇団も商いなのですよ。あなたは損害賠償起こされたら払って立て直しとやらをなされる立場なのでしょうか。午後4:54 · 2024年4月27日
 

最初この2つを読んだとき、これは別の誰かのところに間違って返信されたのではないか、と思いました。

 

わたしのポスト内容はざっくり説明すると

論点「宙組にパワハラ続行中の噂が出るのは当然だ」

根拠「ファンの危惧を払拭できていないから」

結論「再びの悲劇を繰り返してはいけない(問題提起)」

となっています。

 

では返信の①を見てみましょう。

①は「観に行くか行かないか」を論点にしているようです。わたしの論点とは全く一致するところがないので、わたしに対する返信ではないのかもと判断しました。この返信をブログに移すためにマウスで操作していたら、勝手に立ち上がったAIが「上司から「ひどい言葉・心無いひとこと」を言われたとき。どう受け止めるのが正解?」というサイトをお勧めしてくれました。たぶん①には他人に言ってはいけないフレーズが入っているのでしょう。

 

返信②

こちらは完全に返信される相手を間違えています。

そして「損害賠償起こされたら払って立て直しとやらをなされる立場」の意味はわたしにはわかりませんでした。全く内容に関係ない返信でしたので、そのままになっています。

 

こんなに内容が違っていたら返せません。

どちらもわたしに「黙れ」と言いたいのはわかるのですが、かえって黙りたくなくなるというのが人の感情ではないでしょうか(つまり逆効果)。

 

きのう題名に「宝塚ファンの民度」と書きました。しかし「民度」という言葉自体が「差別」要素を含むという指摘のポストを読み、題名を変更しました。今よく使われているこの言葉は、以前は「治安がいい・悪い」だったかなあと「民度」という言葉を聞かなかった頃を思い出しているところです。

 

今、さかんにポストなどで交流、やりとりをしているように見えますが、読んでいくとおたがいただ言いたいことを言い合って、論争自体不成立なものが多いです。どちらもスタート点が違い過ぎて、どうやってもかみ合わない。しかもどちらもストレスがたまり感情的な応酬に発展して、見かけは活発なのに中身が薄い。新しいコミュニケーション(といっていいのか)の姿でしょうか。

 

投石される前にちょっと一息ついて、ご自分のところで主張されたらよいかと思います。相手を下げても正当性は増さないので、客観的に誰が見ても「そうだ」と納得がいく理由を挙げて説明していれば、わかる人にはわかるはずです。それから「あなたは責任者じゃないのだから」と①も②も書いていますが、ネットで素性は明らかになっていないので、投石相手が「責任者である可能性は0ではない」ということも付け加えておきます。