先日観劇に関する法律で商行為についてをあげたのですが、こちらのサイトに関連の法律が網羅されていました。

 

 

なぜ今法律を探しているかと言うと、チケットの販売について疑問を持ったからです。

 

わたしは宝塚歌劇団のチケットは友の会に入会し、真面目にwebで申し込みをかけていました。でも買えたためしはありません。それでツアーを探したり、立ち見当日券(以前ありました)を運よく買えたりして、年に数回観てきたのです。全く観られない年もありました。

 

ところがポストを観るようになって、不思議なことに気づきました。「全滅~」とネット先着順申し込み時に言っていた人がちゃんと初日も新人公演も前楽も観ているではありませんか。どこから手に入れてるんですか?

 

非公式FCでチケットが手に入るのは知っています。それからジェンヌさんや劇団スタッフ、演出家たちからも買えるのですね。1回も当たらない人たちがいるのに、「6回観ただけ」などと書かれると、それはどうなのかしらと思います。法的にちゃんとしたチケット売買なの?と。

 

商行為として公平でなくてもいいのか。

法律を探しているのですが見当たりません。

法的に問題はなく、ただ不公平感だけがあるということでしょうか。

 

なにかしら功績があった方がよい席で観劇されるのは納得がいきます。関係者席も報道陣席も納得がいきます。でも公然と「ここ」がそうですよ、となっていたらわかるのですが、暗黙の了解や知る人ぞ知るルールや、そこに何かしらのお金や序列、それからそれも超越した例外などが存在してくると、イメージ「闇」となって不穏な空気しか感じません。でも宝塚歌劇団といわゆるタニマチは切っても切れない関係。つまり阪急電鉄が運営していてその親会社は阪急阪神HDだけれども、タニマチなどがあって人事やチケット、席などに強大な力がある、ということなんですね。建前と本音があるみたいに、劇団運営に対しては公開公正を求めているけれど、誰がどんな力(お金)で何をしているかは伏せておきたい、ということなんですね。

 

世の中は結局人とお金のつながりと思えば、これはそういうものだと思うしかないかもしれません。ただこの裏表の構造が「宝塚歌劇団の責任の所在」をわからなくしているのではないか、とは思います。誰が責任を取る組織なのか。船頭はどなたなのか。会社組織が手を触れてはいけない領域があるとすると、それはかなり厄介なこと。そこを温存しつつ隠ぺい体質を変えていくのは至難の業ですね。たぶん何かは変わらなくては存続できないのですが、それが何か今のわたしにはわかりません。

 

追記

花組千秋楽 スポーツ紙の写真が痛々しくてそっと閉じました。ちゃんと食べて休んでほしい・・・。