鬼の副会長誕生 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

仕事中、相方からLINEが来ました。

わしが仕事してる最中はLINEを控えてくれてる相方。

何かあっただろうか

 

『来年度の町内会副会長することになりました』

 

…何のこと?

おっしゃる意味がかけらも分かりませんが。

この町内会に越してきて4年。

ろくに町内会のものに参加したこともないのに、なぜ副会長?

そうか、そろそろ町内会から追い出そうという方向か?

4年もおって貢献せん人間など不要ということか?

というか、町内会って何するんだ?

学級委員とは違いますか?

学級委員ならやってましたよ。ろくな事になりませんでした。

分会長もやったのぉ。

組合の役員もやったのぉ。

どれも、ろくに楽しいと思ったこともありません。

そもそもリーダー気質ではありません。

そうか、副会長ということは会長の補佐でいいのか?

すべて会長に任せてのんびりお茶でも飲んでればいいのか?

新人類として、会長が仕事をしてる横でドラクエGOとかしててもいいかのぉ。

 

「会長があらわれた」

  たたかう

  じゅもん

  ぼうぎょ

 ▶帰る

 

わしのやる気の無さを、町内会中に知らしめるチャンスではないか。

 

どうやら役員らしい人に粘られて根負けしてしまった模様の相方。

何の役員経験もなくいきなりの副会長。

ノーサイドゲームの君嶋みたいなものではないか。

すると会長は滝川か?追い落とすべきなのか?

とりあえず、高い高い町内会費を安くするべく取り組むかのぉ。

こういうのを取り締まればいいんじゃのぉ。
鬼の副局長ならぬ鬼の副会長の誕生じゃのぉ。