瀞峡まで十津川村のバスが運行しています


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県立高校へ

全国どこからでも進学できます


大自然の中で自分を見つめることができ

寮生活で自立心が育ちます


十津川高校で成長した生徒たちを

何人も見てきました


次の目的地へ移動中

気になる看板を見つけました


こんなところに?


戦時中

捕虜となったイギリス軍兵士300人が

南牟婁郡入鹿村の紀州鉱山で

労働させられたそうです


彼らはイルカボーイズと呼ばれました


16人が病気で亡くなり

地域住民の手で弔われたのが

この墓地です


遺骨は1948年

横浜の英連邦戦死者墓地に移され

現在は碑だけが残っています


その後墓地周辺は

地元の老人クラブが

花を供え清掃するなど

整備を続けています


日系イギリス人の恵子ホームズさんが

1968年紀和町へ帰省した時に

墓地の存在を知り


イルカボーイズに伝えたいと

帰国して探し始めます


いくつもの偶然が重なって

探し当て


生存されているイルカボーイズの

来日にこぎつけました


今も友好は続いているそうです


少し先に行くと

鉱山資料館がありました


トロッコが展示されています


時間がないので資料館は

別の機会にし

選鉱場跡が近くにあると聞いたので

行ってみます


有名な兵庫県 神子畑選鉱場跡と

よく似た感じです


写真でしか見たことないけど


それにしても

通りがかりで見つけた墓地から


鉱山があったことも

捕虜が労働していたことも

友好のエピソードがあったことも


知りませんでした


戦争の足跡が

こんな奥地にもあったことが驚きです


新しい発見があることも

ツーリングの醍醐味です


目的地はまだ先

絶景は次回へ続きます