この梅雨の時期に
きれいに花を咲かせる
紫陽花
初夏や6月の季語としても
使われます
青、紫、白、ピンク
さまざまな色は
雨の日にも 晴れの日にも
よく似合い
心を和ませてくれます
小さい藍色のものが集まっていることから
集(あつ)まる と
真っ青=真藍(さあい)
「あつさあい」が変化してアジサイ
と呼ばれるようになったようです
漢字として出てくるのは平安時代
実は
別の花との勘違いから
紫陽花という漢字が当てられました
勘違いにしては
紫の陽向の花と
美しい表現だと感心します
古くは
万葉集にも詠われており
昔から身近な花だったのでしょう
“安治作為の 八重咲くごとし
やしろにを いませ我が背子 見つつ偲はむ”
紫陽花がたくさん咲くように
あなたもいつまでも元気でありますように
この花を見ながらお祈りします
と
橘諸兄が詠んでいます
この心情重なります
暑さも厳しくなり
コロナ予防と体調に気をつけて
ください