毎日新聞の声の欄

これが中学生の文章か

恐れ入りました

 

表現の豊かさも

 

自分の周りに起きる出来事を

感じる心も

 

こんな中学生が

奈良県にいてくれることを

誇りに思います

 

ジョギングの途中に見える

お寺に咲く花が ご褒美

 

同じ時間の経過なのに

慌ただしく過ぎる私の周りの時間と

ゆっくりと確かな足取りで進む

花の周りの時間との対比

 

このことが梵鐘へとつながっている

 

熟練した和尚さんの鐘の音と

対照的に

ほわほわとした音が

自分の体を優しく包み

ビリビリした空気の振動が

自分を守ってくれている

 

今の厳しい状況を

優しい鐘の音が跳ね返している

のだと感じました

 

 

しなやかさと強さを兼ね備え

前に進もうとしている

そんな中学生女子の印象を持ちました