俵万智さん選の歌壇に

母の歌が選ばれていた

 

母の手は いつも濡れゐて 温かし

我等は五人 その手に育つ

 

「ゐ」を使ってるから

ある程度の年齢の人が詠んでいるのだろう

 

5人の子どもを育てるとは

どんなものか

想像もつかないが

 

歳を重ねて

子どもの頃を振り返ってみると

そこには

母の「手」があったということだろう

 

いつも 濡れている

そして 温かい

 

中学生が

この表現を分かるには

もう少しときが必要だろうなぁ

 

しかし

今週は 父の日

 

最寄り駅の改札抜ければ いつもよりちょっと勇敢な父さん

 

きっと今日も七転八倒 でも鳴らすな10カウント

家族にとってのヒーローになるため 転んでも立ち上がるんだ

 

繰り返す毎日の中にも 色んなことがあるんだぜ

人知れずに世の中へファイティングポーズ

男は涙をこらえながら 大切な人を守るもんさ

その背中で愛を背負って 今日も行く

(Funky Monkey Babys:ヒーローより)

 

世の中のお父さん

ありがとう ごくろうさま