ちょっと個人的なことで
腹立たしいことがあった
不満の一つも言いたくなる
気を収めようと
何気なくwebで
好きな歴史探索をしていた
タイミング良く
聖徳太子から お叱りを受けた
飛鳥地域にゆかりの深い
聖徳太子の「十七条の憲法」
第十条に「怒り」について述べている
十にいわく 心の怒りを絶ち 憤りの表情を棄て
人と自分が違っていても 怒ってはならない
人それぞれに心があり それぞれに思いや願いがある
相手はこれが良いと言っても 自分はよくないと思うし
自分はこれが良いと思っても 相手は良くないと思う
自分は必ず聖人で 相手が必ず愚かだというわけではない
皆ともに凡人なのだ
これが良いとか良くないとか 誰が決めるのだろう
お互いに賢くもあり愚かでもあり
それは輪には端がないようなものだ
相手が憤っていたら 自分に間違いがあるのではないかと考え
自分はこれだと思っても 人々の意見を聞き
一緒に行動しなければならない
1400年前
当時の貴族や公務員に対して
示されたものだが
今でも 通ずるような
でも
すべての「怒り」が
間違っているとは限らない
「怒り」は大きなエネルギーにもなる
「怒り」の矢印が内に向かうことで
自分を伸ばしてくれたこともある
みんなのことを考えた「怒り」は
世の中を変えてきた
私の「怒り」は利己的で
反省します