このところ

毎日暑いですね

体調は大丈夫ですか

 

夏に向かってまっしぐらという感じです

 

春過ぎて

夏来にけらし白妙の

衣干すてふ 天の香具山

有名な持統天皇の歌です

佐田にお墓がある草壁皇子の

お母さんです

そして

天武天皇の奥さんです

天武は叔父にあたり

叔父さんと結婚したのですね

 

 

奈良大学の上野先生は

 

春が過ぎて

都(藤原京)から見える香具山に

真っ白な衣が干されて

たなびくのを見ると

ああ 夏がきたんだなぁと思う

 

という歌であると

 

 

大昔に読まれた和歌

古典や文法として学ぶことも

大切でしょうが

 

過去に生きる人たちも

今を生きる私たちも

日々の生活の中で

様々なことを感じながら

生きていることに変わりはありません

 

持統さんが44歳のとき

27歳の息子 草壁皇子を亡くします

翌年から新しい都づくりをはじめ

その視察のときに

詠んだとされています

 

はて どんな思いだったか

 

当時 見ていた風景を

今 万葉ホールから見て

古代のロマンに思いを巡らせています

 

因みに

白い衣にも 意味があるのですが

語り出すときりがありません

これはまたいつか

 

上野先生は

私なら551の肉まんが

アイスキャンデーに変わると

夏を感じます

と教えて下さいました

 

皆さんなら

何で夏を感じますか