4年前の2月

同じ学校に勤めていた

28歳の若い先生が 修学旅行中に

亡くなりました

 

21

当時の校長先生と一緒に

お参りをさせていただきました

 

奈良県と和歌山県の県境

高野山から野迫川村へ向かう道は

空気が澄んでいて

遠くの山々まで力強い姿を見せていました

道すがら 場所によっては 道路脇に残雪

先週の気温が低かったときに

14cmも 積もったそうです

 

ご両親に ごあいさつをし

彼の写真に手を合わせると

いつまでの変わらない笑顔で

返してくれました

 

彼は

先生に対しても

生徒に対しても

人を楽しませることが大好き

よく気がつき 心配りのできる

人でした

 

お別れの式で

彼を乗せた黒い車が

参列者の間を ゆっくりと抜けていきました

その時

生徒が叫んだ言葉が

今も 耳に残っています

 

ただ ただ

情熱ある若い先生が

その道を絶たれることのないよう願います

そして

教職を全うできることに感謝の思いです