シルクロードの東の終点と呼ばれるにふさわしい

たくさんの宝物(ほうもつ)が展示されていました

 

聖武天皇・光明皇后ゆかりの品々が展示され

当時の文化の薫りでいっぱいでした

 

大仏開眼という特別な時のための装飾品には

国の繁栄や発展を願う心を

知識や技術を学ぶための海外との交流には

柔軟で旺盛な意欲を

税や献上品の記録を綴った古文書の数々には

国家としての力強さを

感じました

 

そこに

1200年後の今を生きる私たちと同じような

人々の営みがあったことを不思議に思いました

 

そこに

力で他国を攻めようとする薫りはしませんでした