読書タイムで 教室を回っているとき

ある生徒の読んでいる本に

こんなフレーズが見えました

「いい言葉やね」と伝えると

その生徒はニッコリと 笑い返してくれました

 

本を読んでいないので

作者の意図とは全く違うだろうと思いつつ

勝手に想像していました

 

“遠ければ 無数の星”

 

夜空を見上げれば 無数の星

たくさんの星が見えます

大きく強く輝いている星もあれば

小さく密やかに光っている星もあります

赤みがかっていたり

黄色っぽかったり

青や緑のような光もあります

いろんな光があるものだなあと感じます

 

“近ければ 唯一の月“

 

私たちに一番近い星 月

満ち欠けがあり 様々な姿を見せてくれます

月の影の模様が ウサギに見えるというのは

アジア各地で言い伝えられているようです

近いからこそ 細かなことが見えてきます

夜空を見上げて

水星はどこ? 木星は? と聞かれても

直ぐには分かりませんが

月は? と聞かれると

ココと指を指すことができます

 

 

私たちのまわりには たくさんの人がいます

それぞれが いろんな個性があり 光り輝いています

そして

月のように 近くにいる友だちは

いつも自分の周りを回って

暗い夜道を間違えないように照らしてくれたり

赤くなって怒って見せたり

表情は変えながらも

近くだからこそ いろんなことが分かりあえる

そんな唯一の人ではないでしょうか

 

秋の夜空を見上げながら

この星は ○○さん あの星は ○○君

じゃ 月は・・・

 

友だちを大切に

つながりを大切に