FIREへの軌跡として毎月末の資産を集計し、妻と共にレビューする
2024年4月の概況
日経平均は40000円台から一時36000円台まで突っ込み、ドル円も一時は160円を越える円安となる場面もあり、ボラティリティが大きい月になった印象だ
高値圏でのこういった動きは天井を示唆しているようで、株式のポジションを落としたくもなるが、当てにしている配当・分配金収入を細らすわけにもいかないというジレンマもある
PF関連の大きな取引は無いものの、円安によって米ドル建ての債券や年金の時価評価額が膨らんだ影響もあって、月末時点の資産評価額は過去最高を更新した
2024年4月末の資産状況
株式の売却や給与収入による現金の増加、円安によるドル建て資産の評価額増で株式のウエイトが若干下がったが、この円安局面でドル建て資産へ一気にシフトする気にはならない
それでも引き続き株式のウエイトを落として、外国債券やREITを増やしたいとは考えている
株式 71,765,756円
現金 35,694,255円
債券 12,588,876円
年金 10,158,946円
退職 2,000,000円
合計 132,207,833円(前月比 +1,826,092円)
親の老いと介護問題
私たちの遅い結婚、孫の誕生を喜んでくれた父が自宅で倒れた
コロナ禍での入院中に転倒して足を骨折し、要支援2の状態になったのは一昨年のこと
そこからリハビリを行うものの、足がおぼつかなくなり昨年には要介護1の認定を受ける
そして今年に入り、軽い脳梗塞で倒れ介護度が更に上がる見込みになった
現在は母と二人暮らしで老々介護にある
妻の母も私たちの結婚後にがんを発症し、現在も闘病を続けている
私たち夫婦は共に東京に職場があり、両家の実家へは簡単に行ける距離ではない
今後も避けては通れない親の老いに対して、どう関わっていくのが正解かはわからないが、できるだけ後悔の無いよう、これまで以上に強い関りをもって過ごしていきたい
仕事へのモチベーション
賃金の引き上げが大きなニュースになったが、私はといえば子供が産まれて以降減少の一途をたどっている
家庭を持ち子供を授かって考えたことを実践するべく、私の年齢では異例ともいえる1年近くの育休を取得したこと、復職後に役職を外れたこと、会社の給与制度の改定があったことで、収入は大きく下がっている
仕事の内容も組織運営からプレイヤーへと変化し、技術者として難易度の高い案件を遂行する楽しみはあるものの、利己的な組織の風潮とコスト最優先の風潮には辟易としている
そんな訳で収入と環境の両面から仕事へのモチベーションを失いつつある
子育ては楽しい
仕事とのトレードオフということではないが、家庭環境は充実している
2歳半になった娘は徐々にコミュニケーションが取れるようになり、週末には毎週のように家族で出掛けて楽しんでいる
人や自然、文化との触れ合いなど、様々な経験を通じて成長していく娘の姿は、かけがえのないものだと実感している
自立に至るまでには色々なことがあるだろうが、そこに向けてできるだけのサポートを行いつつ、たくさんの思い出を作って人生を充実させていきたい
週末に妻へ現状を共有し、FIREについてお互いの認識を合わせていく
目先の資産の増減に一喜一憂せず、目指す道を進んで行く