「ミステリーツアーです」

 

 

 

風邪を自力で治して

2日後には添乗という

過酷なスケジュールを

なんとかこなしました。

 

 

今回は、私の凡ミスで

サービスでの添乗を

させていただきました。

 

 

そもそも月曜日が閉館

ということを忘れて日程

を組んでしまったことが

全ての始まりでした。

 

 

それでも月に一度、

第二月曜日は開いてます

という海上プロムナード

さんの開館日に合せて

旅行の日を決めました。

 

 

とろこが予定していた

舞子公園の他の施設が

休館だということを

見落としてたんです。

 

 

気付いたのは1週間前

聞けばお客様は全員

70歳を超えた高齢の方

です。

心配性の添乗員まゆ氏

は放っておけなくて

「行くしかないな!」 

ってことで・・・・

 

 

幹事様だけにお知らせ

の電話をしました。

 

 

「私のミスですから、私が

 ご一緒して、他の良い

 場所へご案内します。」

 

とだけお伝えして了解を

いただきました。

(行き先も聞かず了解される

 お客様も凄いです)

 

 

 

参加されるお客様には

当日の朝、お詫びして

行き先をお知らせしました。

 

 

 

 

 

最初に立ち寄ったのは

明石海峡大橋のたもと

の海上プロムナードです。

 

 

ここで記念写真を撮りたい

と言われるお客様をご案内

したのですが、台風ですか?

というくらいの風で、皆さん

飛ばされそうになりながら

何とか辿り着きました。

(台風中継のリポーターみたいでした)

 

 

 

 

「必死で歩いて

 お腹が空いたわ」と

おっしゃるお客様の昼食は

 

舞子ビラ神戸の こちらの

ランチブッフェです。  ダウン

 

なんと平日にも関わらず

ご高齢のお客様で満席。

そのわけは、シニアの料金

とメニューの豊富さ

そして味の良さで納得です。

ご案内して下さった

ホールスタッフの皆さんも

とても親切でした。

 

 

 

さて。。。当初の予定で

決まってたのはここまで

です。

 

 

 

ここからはミステリー 

 

 

ご案内したのは舞子から

車で20分少々の場所の

「須磨寺」でした。

 

平家物語の中の

「一の谷の合戦」「青葉の笛」

で知られるお寺です。

 

源氏の大将「源義経」が陣を

置いていたのが「須磨寺」で

今は平家の菩提寺になって

いる場所です。

 

「青葉の笛」の一説は悲哀

を帯びたお話で有名です。

 

 

 

 

 

 

 

ここで皆様にご案内した

のは「一弦琴」の演奏です。

「須磨琴」とも言われる

弦が一本だけのお琴で

お寺にお願いすれば

無料で演奏を聞かせて

戴けるんです。

 

 

 

 

 

美しい琴の調べに皆さん

聞き入っておられました。

(私は。。。すみません一瞬寝てました)

特に着物姿の女性が良い

と会長さんはおっしゃいました。

(やはり男性目線はそこでしたか!?)

 

 

 

 

 

境内にある宝物館も

無料で見学できますが

こちらには須磨の浦で

熊谷直実に打ち取られた

平敦盛の「青葉の笛」が

展示されています。

 

 

 ♪一の谷の戦やぶれ

  打たれし平家の

  公達あわれ

  暁寒き須磨の嵐に

  聞こえしはこれか

  青葉の笛 ♪ 

 

小学校唱歌にも歌われ

た「青葉の笛」です。

 

 

須磨寺で散策して

いただいた後は、お買物

も必要かと思い、ご案内

したのは明石にあります

「魚の棚(うおんたな)」です。

 

 

 

 

 

季節外れですが

私の好きな「くぎに」と

蛸の煮付を買いました

 

くぎには旬は春ですよ

とお知らせしたのに

8パックも買われた方

もいらっしゃいました。

 

 

 

こうして無事に予定の

時間に皆様を出発地まで

お送りすることが出来て

ほっとしました。

 

 

「初めての場所ばかりで

 日程を変えて戴いて

 本当に良かったです」

 

と、お客様からの言葉

も戴けたので私も本当に

嬉しかったです。

 

 

ご高齢のお客様には

やはり添乗員を付けた

方が安心ですよ。