咲也の大冒険Ⅵ-沈黙の大賢者- -12ページ目

咲也の大冒険Ⅵ-沈黙の大賢者-

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はい、嘘です。

7月18日
脛骨、腓骨を骨折して4日目の朝




脛骨の髄内釘手術当日




手術のためにナースステーション近くの病室に移動



やったー!窓際やー!














窓際やー…








淡い期待は崩れ去りつつも点滴。








『こ…こ…かな?』


プスリ




水分、栄養補給のための点滴も開始。




このあたりから、この病院のオラオラ感に慣れてきます。


というより諦めてます。


で、手術をするのに万が一術中のトラブルがあった際の処置の承諾に立会人がいるとのことで、弟を招集。



『えー、めんどくさー』





言いながらやってくる君は素晴らしいよ。




ただ絶食中に目の前でコーラ飲まないで弟よ…。






ちなみにうちの弟、昔からコーラが大好きで
日に4リットル程飲むのですが
俺と違ってかなり筋肉質な細マッチョです。
遺伝子レベルでずれてるんですかねぇ。






写真はNGを頂いたので載せません…( ̄ー ̄)
どうやら税理士を目指して日々勉強してるようなので、邪魔してやろうと思ってます。




まぁともあれ、いよいよ手術の時間。




『いきますよー!』





あー聞き覚えのある声…






捻り職人様…





もうどうにでもなーれ!





てことで車椅子に乗り込み、捻りさんにおしてもらいながらエレベーターに乗り込みます。





余裕で足ぶつけられたのはこの際どうでもいいです。




手術室はもういかにも!って感じの部屋で、

両手両足を縛る拘束具付のいかがわしいベッドと、それを照らす光量抜群のライト。
訳のわからん機械達。





あー
見たかったなー手術…






先生の意向で『下半身麻酔は痛いからねー、全身麻酔にしようか。』





えー、見たいー!見たいー!


何度も言いましたが却下。



そんなに見られたくないのか。








そんなくやしい気持ちのまま寝転がる。



もう捻り職人の捻りも慣れたもので、自分の体を動かすことである程度回避可能になってます。




んでね、口のとこにくっせーマスクをつけられるのですが、同時に睡眠導入の注射も打たれます。



で深呼吸。





あー、うん。

眠い。




すごく眠い。






おっさんこっちみんなよ照れるk…






『聞こえますかー?聞こえますかー?』








終わってた。
んで急に口から管抜かれた。





いつのまに入ってたんだろうか。




尋常じゃないくらい痛い。











なんかレントゲン見せられて


『思ったよりうまく入ったねー』














おいおいおいおい






思ったよりってなんやねん。










工作かよ…









自信なかったんかい…。








まぁこの低確率(個人的に)のギャンブルには勝ったのかなと、浅倉さんに心のなかでガッツポーズ。






ともあれ、とにかく痛い。
バカなんじゃないの?ってくらい痛い。





病室に戻って、血圧はかる機械とエコノミー症候群的なのを予防するために右足に変なのをつける。

その時の足

もうギプスは付いてない。
傷口を保護するガーゼと包帯のみ

ていうかクリームパン?


これがまた邪魔なんだけどもう動きたくないのでなにも言わぬ。
あと尿道カテーテルたんもしっかり入ってたお!
これがまたすごいなーと。
おしっこしたくならないの。
膀胱にたまった先からごっそり持っていくからかな。


抜くとき怖い。



思いつつも痛みが思考回路を左足に引き戻す。
あー痛い。
骨の中から定期的にゴンゴンぶっ叩かれてるような感じ。
力みすぎて息できない。



とりあえずアナルから鎮痛剤ぶっ混んでもらったけど痛み2割減るくらい。


で、切れたら切れたで何回も入れてくれないから結局痛みとの戦いなんだよね



何よりナースコール押すのが怖い。



捻られるから呼びたくない。



取り敢えず耐える。
もともと痛いのだけなら耐えられるので


地球のどこかには治療もできずにもっと痛い思いしてる人たちがいるんじゃー!




って堪え忍んでました。





そして事件は起こります










術後数時間たった夜…





第四話へ続く。












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