咲也の大冒険Ⅵ-沈黙の大賢者- -10ページ目

咲也の大冒険Ⅵ-沈黙の大賢者-

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はい、嘘です。

遅ればせながら!
続きです。











あの激痛の夜を越えた朝。










もうこれ以上はないと思ってた








飯は相変わらず味がない。








味がないんじゃなくて





美味しくない






たまごってあんなぐちゃぐちゃになるの?





ゆるいそぼろみたいになるの?






なんでこんなに足いたいの?







もうギプスは取れてるので、わりと動かせる。






痛みを我慢できれば歩けるらしい。









前夜の血見たら無理無理無理無理かたつむり!







てかもう足を下に垂らしたら血がたまってバカ痛いの。




なんで?




って小言言うレベル。




なんかやいやいしてたら




ついにきた





避けられぬ生理現象









尿意







にょうい、どん!















トイレとかどーすんだろって思ってナースコール






『痛みますかー?痛み止要りますかー?』






ニヤニヤくるんじゃねえよトイレだよバカが。




あのートイレ…って言ったら



尿瓶かなーと思ったら









ノ松葉杖
『付き添いいります?』
























「足いてぇけど平気なの?」











『若いから大丈夫!何かあったらトイレにナースコール…』















なにこれなんてミザリー?











「がんばります…」







笑顔で去っていく看護師








立て掛けられた松葉杖







足の折れた俺






テレビから流れる怪傑ゾロリ













えぇ…











取り敢えず松葉杖で立ってみる。









重力万歳










こうね、血がね、たまるねーって言う感じですよ。






もう気にしないことにして一歩前に








あれれー?








息があがるぞー??








トイレまで15メートルもたないぞー?














筋肉落ちてるワロエナイ\(^o^)/










ゼェゼェ言いながらトイレに到着








便座に座る











我慢してただけに超出る












ついでにう○こさんも出しておく。







一息ついて帰り道









よたよた自室に向かっていたら








ねじり職人♂が登場






『あー!もう松葉杖使ってるんですねぇ!若いから気力が違いますねぇ!』











そうですね。













もう、退院したい。






つづく。


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