遅ればせながら!
続きです。
あの激痛の夜を越えた朝。
もうこれ以上はないと思ってた
飯は相変わらず味がない。
味がないんじゃなくて
美味しくない
たまごってあんなぐちゃぐちゃになるの?
ゆるいそぼろみたいになるの?
なんでこんなに足いたいの?
もうギプスは取れてるので、わりと動かせる。
痛みを我慢できれば歩けるらしい。
前夜の血見たら無理無理無理無理かたつむり!
てかもう足を下に垂らしたら血がたまってバカ痛いの。
なんで?
って小言言うレベル。
なんかやいやいしてたら
ついにきた
避けられぬ生理現象
尿意
にょうい、どん!
トイレとかどーすんだろって思ってナースコール
『痛みますかー?痛み止要りますかー?』
ニヤニヤくるんじゃねえよトイレだよバカが。
あのートイレ…って言ったら
尿瓶かなーと思ったら
ノ松葉杖
『付き添いいります?』
?
「足いてぇけど平気なの?」
『若いから大丈夫!何かあったらトイレにナースコール…』
なにこれなんてミザリー?
「がんばります…」
笑顔で去っていく看護師
立て掛けられた松葉杖
足の折れた俺
テレビから流れる怪傑ゾロリ
えぇ…
取り敢えず松葉杖で立ってみる。
重力万歳
こうね、血がね、たまるねーって言う感じですよ。
もう気にしないことにして一歩前に
あれれー?
息があがるぞー??
トイレまで15メートルもたないぞー?
筋肉落ちてるワロエナイ\(^o^)/
ゼェゼェ言いながらトイレに到着
便座に座る
我慢してただけに超出る
ついでにう○こさんも出しておく。
一息ついて帰り道
よたよた自室に向かっていたら
ねじり職人♂が登場
『あー!もう松葉杖使ってるんですねぇ!若いから気力が違いますねぇ!』
そうですね。
もう、退院したい。
つづく。
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