初めて左足に痛みを感じたのが2009年11月22日。
飲み会の次の日だったから、よく覚えてる。親指の付け根。旦那が「痛風や」と言うから気になって、近くのA整形外科に。
痛み自体はそんなに強くないから、診てもらうかどうか悩んだけど子供のインフルの予防接種に行ったついでで患者さんも少なく今ならすぐに診てもらえるなぁ、と軽い気持ちで。
そこでとったレントゲンで、「骨に腫瘍があります」と言われた。
見せられたレントゲンには、確かに痛いところと同じ場所に楕円形の黒っぽい影が写っていた。
先生はつづける。「境界がはっきりしていてきれいだから、おそらく良性でしょう。良性のものは、今は手術しなくていいケースも多いです」
腫瘍なんて思いっきり予想外の言葉に、私はびっくりした。
たぶん、「骨には異常ありません。気付かない真にひねったんちゃう?」 なーんて言われるかな?と思っていたから。それくらい、痛みもちょっとやし。腫れてももいないし。
ともかく、その場でMRIの予約をとってもらった。
MRIは、紹介された近くの総合病院でとってもらい、A整形外科で再び診てもらう。
先生は、「やっぱり腫瘍ですね。大きさは1.2センチ~1.5センチほど。骨の中いっぱいにできています。」
「おそらくは良性やから、命にかかわる病気でもないし、そんなに心配しなくていいよ」とは言ってもらったが…。
結局、大きい病院で診てもらってください、といわれ、私の希望もあって大学病院に紹介状を書いていただいた。その大学病院には腫瘍専門で評判の良い先生がいるときいていたので。幸い、A整形外科の先生はその大学出身の方だったのだ。
大学病院の予約は12月4日になった。