話題の【屍人荘の殺人】を読了。
結論から言えば、
もう最っ高でした!!
いわゆる”新本格ミステリ”のジャンルで
”閉ざされたペンションで起こる殺人うんぬん…”的な
一見、古典的でやり尽くされたテーマだけれども
【ありそうでなかったイマドキな設定】で、
新たな謎解きの世界が展開されています。
(マナーとして一応、伏せておきますが
個人的には、設定を聞いたほうが
”面白そう”となる気がします)
あまりにも面白くて、
夢中で読んでたら久々の
「気がついたら朝になってる」状態に。
トリックなどもしっかり練られているし、
伏線回収もお見事。
文章も読みやすい。
会話のやりやりも、
ミステリ小説にありがちな野暮ったいギャグなどはなく
非常に小気味いいというか、
個人的にはすごく好きな感じでした。
鮎川哲也賞受賞のデビュー作。
今村昌弘先生、これからも
いちファンとして楽しみにしています!
PS
ミステリ小説が好きで
ラスト・オブ・アス
バイオハザード
などのゲームが好きな人には超おすすめ!
というか、ゲーム化しても面白そう。