アインシュタインは特殊相対性理論の基本原理の一つとして光速度不変の原理を
提唱しました。これは実験の結果などから導かれ光の速さを超える速度は存在せず
観測者の運動に係らず光速は常に一定で影響を受けないということを示しています。
要するに例えば光速の半分の速度である秒速約１５万Kmで移動する乗り物から進行
方向と逆方向に投射された光の速度は約３０万Km＋１５万Km＝４５万Kmや３０万Km－１５万Km＝１５万Kmに成らずに常に秒速約３０万Kmだというコトです。
この時点で光速度という速度は一般的に設定される速度とは性質が異なっています
マッハ１で飛ぶ戦闘機からマッハ１の初速で発射されたミサイルの速度がマッハ２に
成るという１＋１＝２とういう理屈が通用しないので光速度は別個に分類されるべき
速度になります。そして人類の観測可能範囲では光速は最高速度であり物質を光速
で移動させるコトは不可能です光速に近づけば近づく程動かし難く成り質量が無限に
大きくなってしまうのです。だから光速移動可能なのは質量を持たない波動なのです。
光速移動できるのは電磁波で電波、マイクロ波、赤外線から可視光線、紫外線、X線
からガンマ線に至るまで波長の違いで多種に渡りますが全て真空中は秒速約３０万km
の移動速度です。これが観測可能な限界なのです。アインシュタインは真空中の中にも
波を伝える媒体が在る筈だと考えエーテルと名付けましたが観測結果を得られない為
放棄したりしました。音波なら空気。海の波なら海水。電磁波の媒体は何でしょう？電波の振幅方向の９０度には必ず磁波が振幅します其々に９０度にF（動）があります
３つの方向が３次元空間であり媒体は次元の境界なのかも知れません。ただ次元の境界は閉じた方向に無数にあり単純な構造でないコトの察しは付きます。波が閉じた次元に巻込むとスピンして渦状に丸められ素粒子の体をなします。これは境界の裏と表に同時発生しエネルギーの粒が±の対の物質と反物質の誕生となります。こっち側に物質が集中すればあっち側に反物質が集中しますそして両者が出合えば歪め絡まった空間が解け同時に莫大なエネルギ－を開放し対消滅に至りますこの世は多次元です。
一次元も二次元も三次元も四次元も・・十一次元も人間の思考の産物です。一番単純な一次元は直線だという保証はありません、逆に曲がっている方が自然です曲率を持つなら二次元を使ったショートカットも可能でしょう二次元も四次元も理屈は同じです。一次元の限界速度は一次元に拘った時に制限されます。アインシュタインの時空が仮に四次元だとして物質の測定という観測に拘ると速度に制限が掛りそれが光速度なのです。拘りを解けば限界速度の光速度の秒速約３０万ｋｍの壁は無くなります。
物質（実は波動の一形態）は気の遠くなる何時かに崩壊という寿命を迎えます。だから時間はモノに流れるのです。しかし波動はモノでは無くコトです。コトには時間は流れません過去も未来も同時に在り、距離も無く、空間を構成する要素ソノモノであり届く範囲全てに充填されています。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は日々理屈に合わない結果を見せてくれます。結果が有るというコトは理屈の方が不備なのです。光の速度が限界？それは低次元のお話です。私達が拘っては真実が観えないのです。
高次元ではショートカットどころか瞬時に何処にでも存在出来るのです・・