我が家には時を表示する時計が結構多い。電子カレンダー連動の液晶デジタルとか
真っ暗になっても優しいグリーンの数字がほのかに光る使ったコトは無いがアラーム
機能の付いた電源コード式の古くても電池交換の手間が要らず手放せないモノとか
襖を挟んだ隣の部屋からは時間毎に金色の小人がレコードを回す動作と同時に設定
されたメロディを奏でカラクリは視えずとも電波受信のお陰で正確な時報が聴ける
元は象嵌拵えのとても高級なモデルだが一度落下して一部破損しボンドで修正したが商品価値を喪失してもまだまだ動作する2年に一度は電池交換と時刻合わせの要るモノとか
ダイニングの壁にはコッパーカラーに塗装された文字盤が透かしになってとても素敵な実は訳アリでどこがどう悪いのか保護ガラスが少しガタつくと言う理由で特別激安価格の投げ売りに飛びついて手に入れた一番短い時期で単3電池1本を交換しても精度が悪くクォーツのくせに時たま時刻合わせが必要でも全然苦にならない見た目は豪華でクラシカルでも裏返せば安物のプラスチック製の愛着のある可愛いモノとかその下には電子カレンダー連動の液晶デジタル電波受信で正確な時が確認出来るモノとかその下のビンテージ飾り棚の天板にマッチした木目調でオレンジの数字が時を表示するモノとか
みんなカレンダー機能やどこまで正確か判らないが湿度や温度表示も備わり、機能満載でも実際時間確認は電池でもアダプターでも動く木目調でしているようです、カレンダーは日にちと曜日が見れればOKで壁の時計はそこに在って雰囲気を醸し出してくれれば好しリビングに至っては昭和クラシカルな大きくて豪華なモノ、止まっているコトに気が付くと電池交換はするが回転式振り子が動かなくてもそのまま気にしないと言うより誰もこの時計で時間確認をするコトのない場所がないからそこに有る捨てるには何か気が引けるモノとか最近はスマホが正確な時を教えてくれるので腕時計もファッションアイテム化しています。
数はたくさん有ってもこれだけははっきりしてます。どれ一つとして同じ時刻を刻んでいない。其々の時計が其々の事情で動いています。同じ水晶発振式でも厳密に言えばほんの少しずつ狂いはでます。これは我が家だけの事例でもなく条件を世界中に広げてももっと大きな宇宙規模に広げても同じでしょう。家の時計の場合、数分数十秒ズレたところで問題は有りません。大体確認できれば善いのです。世界の時間の基準となるセシウム原子時計でも7000万年に1秒前後ずれるのです。最近は東大大学院で光格子時計が研究され完成すれば宇宙の時間の2倍でも1秒狂わないそうです。でも理屈はそうでもハードは絶対に持ちません。
モノの移動速度は距離と時間で決められます。光速は秒速約30万キロメートルとなっていますしかし光波も電磁波もこの世の最高速度とされているのは波でありモノが飛ぶ速度ではありません。モノが光速で移動しようとしても光速に近づけば近づく程質量は大きくなり光速に届かず長さは短くなり時間は遅れ出します。光速になれば時間は無くなり進まなくなるのです。時間の無い波に何故速度が有るのか?光を含めた電磁波は其々独自の周波数を持ちますそして全て秒速30万キロメートルで直進し屈折して曲げられるか反射するか吸収されてエネルギーを伝えるかです量子もつれ現象は波を介した左右逆スピンの鏡像の様な関係です。100億光年離れても
宇宙の加速膨張も見掛けの波長の赤方偏移が証拠なら大宇宙を過少評価しすぎと思います全く3次元的な発想です。球体である地球の時間の基準をロンドンのグリニッジに置くのは全く便宜上の問題であり球体面に起点も終点も有りません。この世は多次元なのです。そしてその多くの次元は眼に映ったりしないのです。観測できる彼方には確かに物質化したモノがあるがそこからやってくるのは波だけでその波が受け手側で物質化しモノに見えるのです。光を含めた電磁波には時間は有りません。秒速約30万キロメートルという時間が掛かる様に観測出来るのはあくまで受け手側のモノの認識に必要な時間であって量子である故に掛かる制限速度なのです。
アインシュタインもニュートンもボーアも極めてIQの高い天才です。そして優れた数学者であります。数には限界があります。ニュートンの古典力学が特殊な環境では通用しないようにアインシュタインの相対性理論もボーアの量子論も無限の適用範囲を持ちません。波でも観測できない小さな世界が目の前に無限に存在し絡み合っているのが現実世界なのです。数はモノの個数を数えるには便利ですが本当の世の中を表現するには致命的なバグが付き纏うのです。真理を悟った仏陀もキリストもマホメットも数式では悟っていません。自らの意識でこの世の多次元と元々一体であるコトを理解し真実を体得したのです。世に共通の時間は存在せず過去も未来も無くココに全てが広がっています・・・
あぁ!これで二重スリット実験の厄介な現象が説明できるぞ・・・・・