今朝の空は雲が厚く重なり青空がありません。何時雨が降り出しても
可怪しくない鈍よりとしたまるで墨絵のようです。少しだけ青みを残した
銀杏の葉が鮮やかな黄色のお相撲さんのちょんまげを散らすのには
あと少しの準備時間が掛かりそうです。LEDの街灯は消灯センサーが
起動せず昼行燈の様に間抜けに灯り、角を曲がると消えているラインも
有るコトに気付きセンサーを探すもCCDカメラしか見つかりません。
センサーは恐らく同じ設定でしょうから置かれている場所の設置条件の
何らかの違いが結果となっているのでしょう。お天道様に合掌する処に
着くとその方角だけ蛍光灯みたいな面発光の明るい帯が棚びきお陽様
の存在アピールを勝手に感じます。人は何故か理屈付が好きです。どう
ってコトも無い事象に意味を探したり、何でもかんでも擬人化してみたり、
挙句の果てには裸の王様の様に無いモノを在るコトにしたりします。
現代人は普通1日24時間の1/3の8時間前後睡眠させられます。これは
生命活動を長く維持する為に備わった保護サイクルで、睡眠無しでは
急速にバランスが壊れ確実に終わりが早まります。睡眠不足が続くと
いくら頑張っても潜在意識に強制的に寝落ちに導かれます。潜在意識は
忙しいのす。眠りにつかせて身体を休ませ、顕在意識の妨害を押さえつけ
ながら精神的ストレスの軽減する重要な作業の時間が要るのです。
しっかり睡眠を摂れば人は日々リフレッシュ出来ます。睡眠には強弱の
波があり、浅い眠りと深い眠りを日に数回繰り返します。浅い眠りの時に
人は夢を観ます。日中に積もったストレスを辻褄の合わない映像にして
中途半端な結論で誤魔化して兎に角、溜め込まず忘れさそうとします。
登場人物は知っている人も居れば全く記憶に無い人物も出演料無しで
誠に気味悪く勝手に登場します。稀に夢の続きもあります。
決して忘れるコトが出来ない強烈な印象の夢も存在しますが、基本的に
夢は忘れる為に観ます。石鹸の泡が汚れを包んで流されて行くように、
白血球がバイ菌を包んで自爆して病に抗うように夢で包んで精神的に
悪いモノが積み重なら無いよう見る人を浄化してくれます。夢を見ない
時間は精神は時間のないアッチの世界に飛んでいて真の休息を得ます。
肉体が眠っているのに精神が覚醒している時は金縛りに遇っています。
金縛り状態にある時、人は幽体離脱を経験するコトがあります。動かない
身体を無理やり動かして肉体と精神がズレてしまうのです。意識が寝落ち
する時、人は瞼のスクリーンに描かれる靄と云うか万華鏡のピースと言うか
混沌とした素材が組み合わされたり収束したりしてリアルな人の顔やその他
の映像が浮かび上がっては消え湧き上がっては切り替わる場面を観ます。
夢の入口なのかこの時だけは夢ストーリーに意識が参画できます。
中間にある見えるか視えないか有るか無いか中途半端ではっきりしない
トワイライト領域にこそ想いを現実化するヒントが潜んでいるのかも知れま
せん。望む未来の引き寄せには矢っ張り凝り固まった執着は手放すコトが
必須条件なのでしょう!他の必要条件は潜在意識が全て揃えてくれます
ので勇気を持って自分を信じて選択するだけです。自分の人生に本当の
意味で参画し創造していけるなんて素晴らしいコトと思いませんか?・・・