次元と言ってもルパン3世の相棒のコトではありません。一次元、二次元、三次元・と表現される世界の中で座標を特定する為に編み出された概念のコトです。一次元は幅を持たず長さのみの線の世界で座標はX、二次元は厚さの無い面の世界でその座標はX,Yで特定、三次元は面に高さが加わる世界で座標はX,Y,Zで特定が可能。X,Y,Zの三軸は全て直角に交差し世界を広げます。但しどの世界も基準点零が必要です。プラス(+)方向に三軸あるならマイナス(-)方向にも三軸は概念上可能な筈です。
ノート上の二次元グラフでは基準点から反対方向にX,Yの軸線を延長しても同じ軸に
なるので直角条件に違反します。基準点零(0)の内側に-X、-Yの二軸を設定すれば条件は満たされるかも知れません。マクロの三次元の物差しではミクロの三次元は測れません。マクロ方向に三つ、ミクロ方向に三つで計六つです。概念上は可能でもこの世界に絶対直線は現実的に存在できません。曲がりや歪みが考えられその方向は前述の六軸と共存が可能なので歪み方向に三つ、観えない方向に一つで計十軸。
光波を含む電磁波は真空中でも秒速約30万キロメートルの速度で伝播します。波の
振幅方向はどちらでしょう?海の波なら空の方向です。海の波は海面を伝わる2次元的な現象です。波の大きさに比例し内部も多少揺動しますが深い層は動きません海面の波立ちが激しければ海水が千切れて空中に飛び出すコトもあるし、逆に空気が海中に入るコトもあります。波が起こる場所では頻繁に成分の交換が行われます。でないと雲が湧き上がり雨を降らすコトも深海の魚が酸素を取り入れるコトもありません。
大きな飛沫は重力で海に戻り、大きな泡は浮力で空中に浮かびます、でも小さな小さなサイズでは互いに溶け込んで重力や浮力の束縛から解き放たれるのです。この現象が光波を含めた電磁波の波の境界でも起こるのですが波の振れはアッチの観えない方向だと認めざるを得ません。でも科学者は一生懸命仮説を立てて探していますがこの世に無いモノは観測できませんし証明も出来ません。足りない95%が隠れているアッチを認めてしまえば矛盾は全て解決するのです。だからそっち方向に一軸です。
曲がった軸が共存できるのは全ての素粒子がスピンし存在を維持するように丸め込まれて閉じる方向だからです。空間としての座標が移動しなくても方向が丸め込まれている間モノとなり時間が経過するからです。モノが在るところに時が流れ全ての軸にもう一軸加え合計十一軸の世界に私達は暮らしているコトになります。超弦理論は全ての素粒子を波打つ”ひも”のようなモノと捉えこの世界が11次元で初めて矛盾が無くなり重力を含めた統一場理論をエレガントに提唱出来るようになります。
一次元、二次元、三次元も実際には存在しません概念上の世界です。でも人は概念上の世界を本当の世界と錯覚し、自ら世界を狭くして藻掻いています。その上細かいルールを設定して増々自分達を縛り付けているのです上級以外の民は法律に抑制され上級以上の民はお金を引き摺ります。どちらも有りもしない低次元の泥沼に嵌まり込み周囲を蹴落とすコトにしか自分のアイデンティティを見出だせなく成っています。
人間が本当に必要なモノは大部分眼に視えません。でも確かに存在します。
人間の個人としての命は束の間ですが、子孫を残すコトでチャレンジも出来ます。生まれたからには逃れられない病、老、死が訪れ朽ち果てても物質的には代謝するだけです。精神的にはアッチの世界に移行します。決して消えて無くなる理由では有りません。それなら雁字搦めの拘束具をかなぐり捨てて身軽になりたいと思いませんか?錯覚だと認識し真実の目で見渡せばこの世の中満更でもありません。高次に暮せば不可能が無くなり周囲には望み以上の景色が広がってくるのです・・・
貴方が暮らす世界は貴方のモノです。自分を信じて疑わず上手く渡りましょう!!!