台風一過~晴れ上がるかなと予想していましたが未だ前線の影響で
私の住む地域はどんよりとした曇り空で時折風も吹く暑くもなく歩くのに
適した朝になりました。残暑はまたぶり返すかも知れませんが台風が
通り過ぎる度に少しづつ秋が近づくのを肌で感じています。

 盛んに生い茂っていた雑草達も勢いが弱まり、命のサイクルが巡り
徐々に深緑から褪色し枯れ葉色に落ち着いて大地へ戻っていきます
植物の緑色はご存知のように葉緑素が由来で元々黄色の色素も同時に
存在するそうですが葉緑素が活発な時は色が目立てないそうです。

 気候が移り葉緑素の活動条件に変化が起こると光合成でタンパク質を
編み込めなくなり代わりに生命の毒となる活性酸素を生み出してしまうので
葉緑素は分解され必要な成分は取り込み残りは落して捨て去るそうです。
ちなみに紅葉の場合は分解時に一部赤い色素が合成されるそうです。

 そんなことを辺りを眺めながら考えていると足元への関心が薄まり行く手を
横切る赤いニョロニョロを思わず踏みつけそうになりバランスを崩して危うく
転けるところでした。咄嗟に急に歩幅が変わるハプニングに対応しながら
えっ!ヘビ?えっ!赤?生まれて初めての出会い。踏まなくてヨカッタ!!

 調べるとジムグリとかいう赤いのが全国に結構住んどるそうです・・・