太陽の太はおおきくてふとくはなはだしくおおもとでサイコー等の
意味がありますが何故、大では無く太なのだろうと思ったコトが有り
ましたが大に収まらない広い意味もありますよってコトなのでしょう。
太陽は陽の極みなのですが陽の中に点が在り、昔の太極図の様に
小さな陰を包含します。実際の太陽にも黒点が現れます。

 太陽はどの方角からも陽なので唯一黒点が太陽の陰なのでしょう
太陽の中心部の核融合で放出された光を含む電磁波は太陽表面に
到達するまで17万年以上掛かると唱えられています(実際は誰も正確
には計測不能)周囲より温度が低い為に黒く見える黒点は太陽磁場の
活動が活発な極大期に多く発生しそれに伴い周囲にフレアを誘発します

 太陽は極小期にはフレアはあまり発生しないそうです。陽が増ると
陰も増え、陽が弱まると陰も弱まる。余りフレアの発生しにくい極小期が
良さげに感じますが、活動が弱まると地球に氷河期が訪れます。でも
ひとたび直撃の大フレアがこっちに放出されると地上はジ・エンドです。
太陽の陰陽はダイナミックで恐ろしくて優しくて有り難いモノなのです。

 対する太陰は月になりますが、昼間の月は気付かないコトもあるくらい
地味なモノですが暗い夜空には光剛と輝き結構世間を照らしてくれます。
でもお月様はその位置関係と地球の自転により新月から満月に変化し、
夜に出てくれない期間もあるのですがその時は夜空には満天の星々が
それぞれの存在を主張して各々の色に瞬きます。

 太陽からすれば月も地球も特殊な瞬間(日食や月食)以外は満遍なく
照らしているのですが地上から観れば月は満ち欠け夜に居ない時には
昼に居るのです。でもそれは相対的には月上から視た地球も同じです。
月も自転しています何故か地球側には同じ面しか向けませんが日光は
月の裏側もしっかり照らして居ます、ただ地上からは見得ないだけです。

 マクロな太陽は壮大且つ正確で当に天網恢恢疎にして漏らさずです。
ミクロな太陰にもそれに匹敵するコトが起こるかも知れません。いくら
目の細かい網でも決して捕まえるコトが叶わない何かが在るのでしょう。
その間に生きる我々は全くちっぽけな存在です。でもちっぽけだからこそ
為し得るモノも有る筈です。どうせなら明るく瞬きましょう・・・

 我々の意思に創れないモノなど無いのです・・・・・