今日は冬至、朝の太陽は最も南よりに出て一番低い軌道を通ります。
毎朝のルーティーンのウォーキングでも、お陽様の位置が低く日差しが
眩しくツバ付きのキャップは欠かせません。お天道様は直視してしまうと
すぐに眼をそらせても瞼に残像が残るくらい人の目には辛く刺さりますが
これ位でないと世の中を温めることは叶いません。

 こんな角度でも出てきてくれないと北極や南極の様に世間は凍ります。
今日を境にして春に向かって少しずつでも確実に昼間は長くなっていきます。
地球が軸を傾けて自転しながら公転しているコトの為せる結果なのですが
お陰で温帯地方の日本では四季の移り変わりを体現出来るコトになります。
そう太陽のお陰なのです。太陽の徳とも表現できるでしょう。

 直射日光は眩しくて視ると網膜を焼いてしまいますが、その波動は身体を
温め海を温め雲を造り雨を降らせて大地を潤し、その振動は植物の光合成
促し、草食動物や肉食動物の糧の根本となり地球のあらゆる命を育みます。
暗い闇の夜の半分にもその光線で月を照らし柔らかな常夜灯を灯します・・・
でも一度フレアが発生しその進行方向に当たってしまうと大惨事になります。

 地球とそこに住くう全ての命は太陽の重力に引かれながら無償の恩恵を
受け育まれていますがいずれ早かれ遅かれ太陽で破滅するコトになります。
太陽からは波動だけでは無く超高エネルギーの太陽風がプラズマとなって
やって来て極の周囲地方の地磁気の磁力線に引かれ美しいオーロラを
発光させますが直球のフレアーは磁気も跳ね飛ばし無償の災害を齎します。

 何時落ちてくるか分からない地上の生命を脅かす巨大隕石も結局は太陽の
無償の引力に引かれてやってきます。人類はそんな危険性を孕む小惑星を
躍起になって追尾していますが、飛び込んで来てやばい隕石の中にはチェック
出来ないサイズのモノが大半だし、チェック出来た時にはほぼ手遅れの場合も
多いし、チェック出来ているサイズがお越しの時には対処の術も無いのです。

 でも我々は護られています。衛星の月や外惑星最大の木製が身を挺して
無償で地球に降り注ぐ危険サイズの小惑星を間引いてくれているし、地球の
磁場帯が隕石の進路を曲げ、それでも飛び込んでくる隕石を分厚い大気の
摩擦が夜空に輝く美しい流れ星に換えておまけに願い事まで叶えてくれます。
それでも地上に落ちてくる殆ど安全サイズのモノはハンターの糧にもなります。

 太陽の核融合エネルギーは凄ざましく現在の人類の手に負えるモノで無い
ですがその恩恵も計り知れません、万一お天道様が無償で人類に滅亡を
賜るなら、仕方が無いのでジタバタせず結果を受けましょう・・きっと皆んなで
善いところに行けそうな気がしませんか?一人だけ生き残ってもそれはそれで
きついモノがあるし、一生懸命現実に照らして死んだり生きたりしましょう・・・・・