既に量子学的な不確実性原理がまかり通る時代に突入しています。
何一つ絶対なモノなど無いのに・それでも確実に現実化は遂行されます。
138億光年の彼方から私達の網膜に焼き付けられる銀河の姿はセンサーを
介そうが増幅回路を通ろうがはたまた私達の五感に受け入れ可能な周波数に
置き換えられようが確かに届いています。そして届いた瞬間に現実化します。
これは私達の誰かが受け取らなければ現実化していない情報なのです。

 未来からの何も決まっていない信号を受けて現実化するのは私達なのです。
そして不確実なエネルギーを受信して現実に固定するのは私達なのです。仮に
過去が私達に干渉して今が在ったとしても、過去に未来を選択する力など有りません。今此処の私達だけが今在る選択肢を選べるのです。未来が手を引いてくれるコトも有りません。錯覚はあるかも識れませんが未来は今の選択で方向付けられます。
だから確実なモノは今この瞬間に決めて行動するコトだけなのです。

 今この刹那の私達はさっきの私達とは別人です。そして次の刹那に本当は
引き継がれるコトは無いのですが、変わりたくないという人間の本能的な
防衛本能が機能して後生大事に背負って降ろせないだけなのです。これを
未練なく簡単に降ろすことが出来たならもっと上手に世渡りできたのですが
そうは都合よく想い通りに成らないのも人の人生なのです。理屈が解るコトと
実現とは全く別モノです。実現はただ今の選択のみにより発現します。

 なら私達の人生を想い通りに歩みたいなら、絶対確実な今を積み重ねるしか
ありません。私達各々が今どう為すかのみが確実なコトでそこに全てが在るのです。

 過去は変わるし未来も確定しません。だけど今だけは変えようが無いのです。
そして確実に選べるのは今この刹那だけなのです・・・・・